提供:シネマクエスト
11月19日(土)より新宿バルト9ほかにて全国期間限定公開で始まった『劇場版「暗殺教室」365日の時間』。本作の劇場公開を記念して、11月20日(日)、豪華キャストが集結した舞台挨拶付き上映会が開催され、殺せんせー役の福山潤、潮田渚役の渕上舞、茅野カエデ役の洲崎綾、赤羽業役の岡本信彦が登壇した。
満員の客席から盛大な拍手で迎えられた4名の出演者は、それぞれ劇場公開を迎えての気持ちを尋ねると、福山は「とにかくうれしいです。『365日の時間』ということで、自分たちがこれまでやってきた事を振り返られる濃密な時間を過ごせたと思います。」と笑顔で答えた。
岡本も、本編を観た際に「収録時を思い出し、あの時も涙が出そうだったな…と色々な思い出が蘇ってきました。」と感慨深い様子で作品を振り返った。
本編をまとめて観てみると、最初の頃は演技も幼く可愛らしい印象で演じているとの感想が。特に最初に「起立!礼!」と叫ぶ渚のセリフが可愛らしく聞こえると言われた渕上は、「最初のセリフは意識せずに出した声だったんですが、今聞いてみると、そこが良かったと思います。」と感想を述べた。
続いてステージでは、同時上映のアニメ「殺せんせーQ!」に関して重大発表が。「暗殺教室」に登場するキャラクターはそのままに、殺せんせーが魔王に、そして3年E組の生徒たちが勇者見習いとして活躍する異世界ファンタジーであり、そのアニメ化の発表から多数の反響があった「殺せんせーQ!」が、早くもアニメシリーズ化されることが決定した。
そしてここで、雪村あぐり役の川澄綾子から、会場に音声のメッセージが届けられた。会場のファンの皆さんと出演者への応援メッセージのはずが、途中から、まもなく11月26日に誕生日を迎える福山へのサプライズメッセージへと変わった。
さらに、会場にバースデーケーキが登場。殺せんせーの大きな顔が中央に乗っている可愛らしいケーキに会場が喜ぶ中、さらなるサプライズとして、原作者・松井優征先生が花束を持って登場!会場が盛大な拍手で迎え、全員でバースデーソングを歌い、福山を祝った。
温かい雰囲気の中、あっという間に舞台挨拶は終了の時間に。
最後には、登壇者一人一人より、ファンへの感謝のメッセージが贈られた。
■岡本信彦:業(カルマ)という役を演じられて、楽しくてとても嬉しかったです。今後は、殺せんせーと一緒に冒険できる「ころQ!」でも演じることができるので、今からとても楽しみです。「ころQ!」もぜひ宜しくお願い致します。
■洲崎綾:スクリーンで殺せんせーやみんなに会えて、こんなに嬉しいことはないなと思いながらこの日を迎えました。「ころQ!」の発表もあり、ますます「暗殺教室」は、これで終わらないぞと感じています。これからも応援を宜しくお願いします。
■渕上舞:こうやって『356日の時間』を皆で一緒に観られるということが、とても嬉しいなと改めて思いました。「暗殺教室」を共に歩んできた、この『365日の時間』を、皆様も感じ続けて頂ければと思います。
■松井優征先生:僕はお世辞が苦手で正直な事しか言えないのですが、この映画を試写会で観た時に、とても良かったと思いました。監督の力と、ラストの3話分を一気に観られるという破壊力がすごかったです。今まで観た「暗殺教室」関連の作品の中で、一番泣きました。素晴らしい映画をありがとうございました。
■福山潤:これまでずっと「暗殺教室」を演じてきて、思いがどんどん大きくなってきています。殺せんせーを演じることで、自分の中でも大きな変化を感じました。この作品を通して、殺せんせーという役との出会いや、色々な方との出会い、作品との出会いなど、たくさんのものをいただきました。皆さんにとっても、この作品がスペシャルなものになることを願っています。これからも「暗殺教室」を宜しくお願いいたします。