提供:シネマクエスト
7月8日(金)に全米公開を迎え、オープニング3日間の成績がオリジナルアニメーション作品歴代1位という記録的なスタートを切った映画『ペット』。
8月11日(木)の日本公開に向けてますます期待が高まる中、レッドカーペット付き公開直前プレミアが開催され、日本語吹替版で主人公の2匹の犬・マックスとデュークの声を担当したバナナマンの設楽統、日村勇紀がスーツ姿でレッドカーペットに登場した。
また、本作が飼い主が留守にしている間のペットたちの裏側の日常を描いていることにちなみ、レッドカーペットにはSNSで大人気のペットたちや、劇中にも登場するブタやウサギ、日本では稀少なドイツの大型犬種・レオンベルガー等、様々な動物も参加。
設楽がベンガルワシミミズクを腕に乗せたり、日村が犬に顔をベロベロ舐められる一幕もあり会場を大いに賑わせた。
さらに、Instagramでフォロワー数250万人超の人気を博す『ペット』取“柴”役宣伝隊長の柴犬まるちゃんもレッドカーペットに駆けつけ、バナナマンの二人と初対面を果たした。
続けて行われたトークショーでは、バナナマンの二人がマックスとデュークにそっくりな犬をそれぞれ連れて登場。日本語吹替版の上映を心待ちにして集まった観客に向けて、挨拶を終えると、映画のストーリーにちなんだトークが繰り広げられた。
トークショーの終盤では、応援隊長の柴犬まるちゃんが首から下げた花束を設楽と日村にプレゼント。フォトセッションではマックスとデュークにそっくりな二匹も再び登場し
『ペット』ファンにはたまらない夢の5ショットが実現。
最後にバナナマンの二人から映画の完成度に自信をのぞかせるメッセージが贈られ、可愛いペットたちの大集結と二人の仲の良さが垣間見える息の合ったトークで、イベントは終始笑いと癒しに包まれたまま幕を閉じた。
<トークショー詳細>
■設楽:『ペット』でマックスの声を担当したバナナマンの設楽統です。今日は宜しくお願いします。
■日村:デュークの声を担当したバナナマンの日村勇紀です。今日は有難うございます!
(ここでマックスとデュークは降壇)
■設楽:なかなかワンちゃんと一緒に舞台に出ることって無いですよね。
でもお二人ともワンちゃん好きですよね?
■日村:もちろんもちろん。実家で飼ったりしていましたよ。
今回、人間ではなく「犬」の声のオファーを受けた時はどういうお気持ちでしたか?
■設楽:『ミニオンズ』と同じ日本のスタッフの方たちだったので、またみんな一緒に仕事ができることが嬉しかったですし、すごい大役だったので驚きの気持ちもありましたね。
■日村:単純にキャラクターの見た目が似ていてビックリしましたね。俺こんな顔するからね。
(日村、バックのパネルのデュークを指差す)
■設楽:するする!日村さん出会ったときこのくらい毛が生えてたからね(笑)。お互い似ているなぁって自分でも思ったし、やればやるほど気持ちが入っくるので自分に思えてきました。
他の吹替えキャストの方たちも似てるって仰ってましたね。
■設楽:いろんなキャラクターが日村さんに似てるってのもあるよね(笑)。朝の仕事に入ってくる時とかこの顔だよね。
(パネルのタカのタイベリアスを指差す)
今日はお二人には先ほど色々なペット達がレッドカーペットを歩いていただきましたが、設楽さんいかがでしたか?
■設楽:犬や鳥、サル、日村(笑)、いろんな動物たちと絡んできたんです。みんな可愛いかったですし、SNSで有名な子たちは動物とはいえタレントって感じですよね。
日村さんはいかがでしたか?
■日村:俺の顔をベロベロ舐めてくれる子とかいて、すっごい嬉しかった。
■設楽:躊躇なしに鼻と口を舐めてたよね。
本当に可愛い光景がたくさんありましたよね。
それではここからは映画についてのお話しをしたいのですが、今回“犬”を演じてみて工夫された点はありますか?
■設楽:プロの声優さんではないのでできる事は限られていますが、マックスがすごく表情が豊なのでそれに合わせてテンションを上げたり下げたりすのに苦労しましたね。
■日村:キャラクターが全員テンション高いので、120%とか150%くらいのテンションで声を出さないと映像の迫力に負けてしまうんですよね。今の良かったと思っても見返してみるともっとやらなきゃいけないなと思うことが何回かありましたね。ワーワーギャーギャー言うシーンは全力で演じました。
本当にお二人とも役にハマっていますよね。
映画の中で、はじめマックスとデュークは反発し合いますよね。仲が良いことで有名なお二人ですが、お互いの直してほしいところはありますか?
■設楽:直してほしいところ?うちの廊下の電気が切れてるから…
■日村:いやそういう話しじゃないでしょ!なんで俺が設楽さんの家行って電気直さなきゃいけないんだよ(笑)
■設楽:ん~、日村さんが一人でロケに行く番組があるんですが、毎回行った地域の名産物を僕に送ってくれるんです。それが嬉しいんですけど、事前に何も言わずに送ってくるので野菜とか買った後に送られてくるんですよね。黙って送るのが恒例になっていて。
■日村:毎回ロケの流れで設楽さんへのお土産を選ぶために一回カメラ止めるんです。僕は設楽さんが好きな物大体分かっているので、スタッフが選んだ物はとりあえず否定して「まず、ちくわだよ」とか言って探させるんです。
なぜ送る事を言わないんですか?
■日村:「ちくわ届くよ」って言って実際ちくわが届いてもつまらない。何も言わずに届くのが面白いじゃないですか。
素敵ですね。サプライズ男子ですね~!
日村さんは設楽さんに直してほしいところありますか?
■日村:あだ名をものすごい量つけてくるところですかね。ブタ・カエル・フグとか皆さんも思いつくようなものから、チャーハンが好きなブタだから“チャーブー”とか、ピンクの服着ていると“魚肉ソーセージ”とか。そういうの全部ウィキペディアに載っちゃうんですよ。どれか一つにしてほしいですね。
■設楽:日村さんがあだ名を付けやすい行動をとるんですよね。最近だと“バカサーモン”ですね。グアムのホテルのビュッフェでサーモンを大量に皿にとったらガリだったっていう(笑)あとはオーストラリアでバラマンティっていう魚ばかり食べてるから“バラマンティ日村”とかね。
■日村:そうそうプロレスラーみたいでしょ。
■設楽:あだ名付けるのはやめられないですね。
■日村:僕も嫌なわけじゃないんですけどね。
やはり仲が良いですね~。
さて、映画の中で、ペット達が普段見たことのない光景を見たり、色々なことを体験するのですが、今一番やりたいことは何ですか?
■設楽:僕たちは夏は毎年ライブがありネタ作りで合宿みたいになるので、お祭りとか夏っぽい体験をあまりしたことがないんです。長期でキャンプに行ってバーベキューしたりラフティングしたりして遊びたい。田舎のおばあちゃん家行くとかね。
■日村:それか家でただダラ~っと座ってるってだけでも良いよね。スイカとか置いてあって。そういう“ただの夏”っていう感じも憧れる。
いつか叶うといいですねぇ。
もっともっとお話をお伺いしたいのですが、ここで本作のスペシャルサポーターのまるちゃんに登場していただきましょう!
(まるちゃん首から花束を下げて登場)
まるちゃん花束を持ってきてくれました!お二人どうぞ受け取ってください!
(設楽さん、日村さん花束を受け取る)
お二人いかがですか?
■設楽:まるちゃん有難う。まるちゃんて風格があるよね。
■日村:俺も犬になるならこういう犬になりたいな。大人しくてちょっと太ってるくらいな。
■設楽:僕たち仲良くなれてるんですかね?
■まるちゃん飼い主:なれてますよ!まるちゃんは男の人たち大好きですし。
■設楽:あれ、まるちゃん男の子だよね…?
それでは最後に、これから映画をご覧になる皆様へメッセージをお願いいたします。
■設楽:いよいよ見て頂けるとの事ですが、何も考えずに『ペット』の世界に身を投じて頂いて楽しんで観てください。今日は有難うございました。
■日村:ペットを飼ってる人も飼っていない人も、この夏公開の『ペット』はすごい作品になりました。是非楽しんでいって帰って下さい。