繰り返される美しい夢と怖い夢--。愛の複雑さを多彩なスタイルのアニメーションで描いた、ドミニカ共和国発の異色作「オリビアと雲」が、1月24日(土)よりシアター・イメージフォーラムほか全国で順次公開される。ビジュアル(タイトルロゴを前澤知美、全体を塚本陽がデザイン)が到着した。
ドミニカに生まれ、ニューヨークのパーソンズ美術大学で学んだトマス・ピチャルド=エスパイヤ監督が創造した本作。登場するのはオリビアとラモン、マウリシオとバルバラという二組の男女だ。オリビアは過去の恋に取り憑かれ、その思いをベッドの下に隠す。マウリシオに拒絶されたバルバラは、空想的な物語を通して現実逃避する--。
ロカルノ国際映画祭2024でワールドプレミアを迎え、東京国際映画祭でもそのオリジナリティで観客を幻惑した“おとぎ話”に注目したい。
「オリビアと雲」
監督・脚本・美術・撮影監督:トマス・ピチャルド=エスパイヤ
プロデューサー:アメリア・デル・マル・エルナンデス、フェルナンド・サントス・ディアス
作曲:ジェム・ムスルルオール
Super8撮影:ジェレミー・ガルシア
タイトルデザイン:前澤知美
声:オルガ・バルデス、エクトル・アニバル、エルサ・ヌニェス、フェリ・コルデロ・ベリョ、ドミニク・ゴリス、フィディア・ペラルタ、マリア・レベッカ・ダルマシー、リル・タベラス
原題:Olivia & Las Nubes 英語題:Olivia & the Clouds
2024/ドミニカ共和国/カラー/スペイン語/日本語、英語字幕/81分
日本語字幕:高内朝子
配給:ムヴィオラ 協力:インスティトゥト・セルバンテス東京
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公式サイト:https://moviola.jp/olivia



