「はじまりのうた」（6月13日よりリバイバル上映）や「シング・ストリート 未来へのうた」で知られるジョン・カーニー監督の出世作となった音楽ラブストーリー「ONCE ダブリンの街角で」（2006）が、7月11日（金）より渋谷シネクイント、新宿ピカデリーなどで日本最終上映される。
ミュージシャンとして活動するグレン・ハンサードとマルケタ・イルグロヴァを主演に迎え、ダブリンの街で出会ったストリートミュージシャンの男とチェコ移民の女が音楽を通して交流していくさまを描いた本作。全米公開時には2館スタートから140館まで拡大され、二人が共作した主題歌『フォーリング・スローリー』は第80回アカデミー賞で歌曲賞を受賞。さらに映画はブロードウェイ・ミュージカルとなりトニー賞作品賞に輝くなど、大きな広がりを見せた。
主演の二人は映画公開前から音楽デュオ〈スウェル・シーズン〉として活動しており、解散と再結成を経て6月13日（金）には16年ぶりの新アルバム『Forward』をリリースする。そして9月には、本作をもとにした京本大我（SixTONES）主演のミュージカル『Once』が上演される。話題性が高まる中での日本最終上映に注目したい。
「ONCE ダブリンの街角で」
監督・脚本：ジョン・カーニー
製作：マルティナ・ニーランド
撮影：ティム・フレミング
作曲：グレン・ハンサード、マルケタ・イルグロヴァ
出演：グレン・ハンサード、マルケタ・イルグロヴァ、ヒュー・ウォルシュ、ジェラルド・ヘンドリック、アラスター・フォーリー、ビル・ホドネット
2006年／アイルランド／カラー／86分
原題：once 提供：キングレコード 配給：ポニーキャニオン
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公式サイト：https://king-films.jp/once／
