「JUNK HEAD」の堀貴秀によるSFストップモーションアニメ映画“JUNK”シリーズ〈第2章〉「JUNK WORLD」公開決定

「JUNK HEAD」の堀貴秀によるSFストップモーションアニメ映画“JUNK”シリーズ〈第2章〉「JUNK WORLD」公開決定
提供:キネマ旬報

2017年、監督・堀貴秀が制作したSFストップモーションアニメ映画「JUNK HEAD」が、ファンタジア国際映画祭最優秀長編アニメーション賞をはじめ数々の海外国際映画祭で多数賞を受賞。その後2021年に全国10館で公開されると、口コミでも大きな話題を集め、ミニシアターランキング2週連続1位を獲得。興行収入1.4億円を突破するカルト的人気を博した。
そんな “JUNK”シリーズの第2弾「JUNK WORLD」が6月13日(金)に劇場公開決定した。

「JUNK WORLD」は、前作「JUNK HEAD」の1042年前の世界線が描かれた物語。
解禁された本ポスタービジュアルには、主人公のロボット・ロビンが大きく描かれている。ロビンは、前作ではパートンという名で登場しており、2作品の世界軸を繋ぐキーパーソンとなっている。
特報映像では、ロビンが、護衛として人間で女性隊長のトリスを守ろうと奮闘する様子が映し出されている。さらに本編映像に加えて堀貴秀監督をはじめとする制作陣が労力を注ぐ制作過程の一部も公開。特報からも垣間見えるキャラクターの多さに、制作陣の熱量と前作を超える大きなスケール感が伺える。

https://youtu.be/gEFxeMUzZaI

〈堀貴秀監督コメント〉
元々映画を見ることが好きなだけだった自分が、自分が見たいと思う映画として制作した「JUNK HEAD」は多くの方に評価していただきました。そして2作目となる「JUNK WORLD」でも同じく自分が見たいものを詰め込んだ作品になりました。コマ撮りという今では希少なアナログ技法で表現されたその映像は、現在では逆に新鮮な体験にもなり、物語もSF映画として楽しめるものになっているので是非ご覧ください。

Story
遥か昔、人類は地上の生息域減少により地下開発を進めた。その労働力として人間に似せた人工生命体のマリガンを創造。しかしマリガンは自らのクローンを増やして勢力を広め人類に反乱。第3次停戦協定から230年後の世界。人類は地上に留まり地球規模に広がった地下世界をマリガンが支配していた。
『地下世界に異変が-』
急遽、人間とマリガンによる地下世界の異変を探る調査チームが結成された。女性隊長トリス率いる人間チームと、クローンのオリジナルであるダンテ率いるマリガンチームは共に目的地である地下都市カープバールを目指すが、マリガンのカルト教団『ギュラ教』に襲撃されてしまう。彼らの標的は希少種とされる人間の女性=トリス。しかしトリスにはロボットのロビンが護衛として帯同していた。
『トリス様をお守りする』
『ギュラ教』と戦い、調査を進めるが、圧倒的な戦力の差に苦戦を強いられる調査チーム。その激しい攻防の中で彼らは次元の〈歪み〉を発見する。そしてロビンはトリスを守るため次元を超えた作戦を計画するが--。地下世界に隠された謎と異変の正体とは?そして次元を超えた戦いの末にロビンが下す決断とは?

「JUNK WORLD」
堀貴秀:監督/脚本/撮影/照明/編集
配給:アニプレックス
©YAMIKEN

最終更新日
2025-03-10 09:46:39
提供
キネマ旬報(引用元

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