提供:キネマ旬報
小芝風花を主演に迎え、加賀温泉郷の新米女将たちがタップダンスチームを結成して町おこしに奮闘する姿を描いた「レディ加賀」が、2月2日(金)より石川県先行公開、2月9日(金)より新宿ピカデリーほかで全国公開。予告編と場面写真が到着した。
加賀温泉の老舗旅館〈ひぐち〉の一人娘である樋口由香(小芝風花)。タップダンサーに憧れて上京するも夢破れ、実家に戻って女将修行を始めることに。そして、不器用ながらも持ち前の明るさとガッツで奮闘する中、加賀温泉を盛り上げるプロジェクトが発足。由香は新米女将を集めてタップダンスのイベントを開催することに……。
10年前に旅館の女将たちが結成した実在する加賀温泉郷のプロモーションチーム〈レディー・カガ〉に着想を得て、「レッドシューズ」「カノン」「リトル・マエストラ」の雑賀俊朗監督が描く本作。小芝風花は「プロのタップダンサーを目指していた主人公を演じたのですが、これまでタップダンスの経験はなく、撮影9カ月前から練習を開始し、先生に指導を受けながら、自宅にも(タップボード用の)べニア板を用意して自主練習を行ないました。プロのタップダンサーに見えるように、精一杯練習に励みました」と話す。
そんな小芝を雑賀監督は「本作はコミカルなシーンも多いのですが、若女将になるべくひたむきに努力する主人公の成長を描いているのでシリアスなシーンもあります。コミカルな演技も出来て、シリアスなシーンも演じきれるという点で小芝風花さんがピッタリだと思いました。さらに今回、タップダンスのシーンもあり大変な役でしたが、見事に演じてくれていて、小芝さんにお願いして本当に良かった」と称える。
由香と共にタップダンスチームを結成する女将役で、松田るか、中村静香、八木アリサ、奈月セナ、小野木里奈、水島麻理奈が参加。さらに由香の同級生でPRに尽力する加賀市職員を青木瞭、イベントを企画する天才観光プランナーを森崎ウィン、新米女将たちに心得を伝える講師を佐藤藍子、由香の母親である女将を檀れいが演じる。
それぞれ事情を抱えた面々が、走り抜けた先に見る光景とは--。笑いと涙のハートフルストーリーに注目したい。
「レディ加賀」
監督:雑賀俊朗 脚本:渡辺典子、雑賀俊朗 プロデュ-サー:村田徹、藤田修
出演:小芝風花、松田るか、青木瞭、中村静香、八木アリサ、奈月セナ、小野麻里奈、佐藤藍子、篠井英介、森崎ウィン、檀れい
主題歌:眉村ちあき「バケモン」(トイズファクトリー)
製作委員会:サーフ・エンターテイメント、フェローズ、ポニーキャニオン、basil、ミライ・ピクチャーズ・ジャパン、JR西日本コミュニケーションズ、ポリゴンマジック、アークエンタテインメント、ねこじゃらし、SDP、トイズファクトリー、ウィルウェイ、レアル、おさかな
特別協賛:加賀市 特別協力:北國新聞社 後援:石川県・金沢市 配給:アークエンタテインメント
©映画「レディ加賀」製作委員会
公式サイト:ladykaga-movie.com