サイコパスとシリアルキラーの対決を描いた〈このミステリーがすごい!〉大賞受賞小説を、亀梨和也と菜々緒と吉岡里帆の共演および三池崇史のメガホンで映画化した「怪物の木こり」が、12月1日(金)より全国公開。場面写真と60秒予告、“サイコパス監修” を務めた脳科学者・中野信子のコメントが到着した。
横転して大破した車に歩み寄り、ガラスの破片を運転手の首元へ--。そんなサイコパス弁護士の二宮(亀梨和也)だが、斧で頭を割って脳を奪う覆面殺人鬼に襲われ、復讐を決意。そして、二宮をマークする警視庁プロファイラーの戸城(菜々緒)、二宮の婚約者の映美(吉岡里帆)、二宮に協力するサイコパス外科医の杉谷(染谷将太)、過去の殺人事件の容疑者・剣持(中村獅童)らの思惑が絡み合っていく。予告編の最後には、映美にナイフを突き立てた二宮が「愛する人に殺されるなんてロマンチックじゃないか」と言い放つ衝撃シーンも。殺人鬼はなぜ脳を狙うのか、二宮はなぜ標的に?
脳科学者・中野信子(サイコパス監修)コメント
Q:サイコパスの特徴とは?
A:共感性を持たず自他問わず痛みに対する感受性が低く、時にはそれが恐れ知らずの勇敢さと受け取められる。自分をよく見せる術に長けていることと併せて、一見、大変魅力的な人物に映ることも。
Q:亀梨和也さんの演技をご覧になっていかがでしたか?
A:亀梨さんご本人は非常に温かみのある快活なキャラクターをお持ちだと思いますが、いわば真逆といえる主人公の危険な魅力、サイコパスならではの血の通わない表情、表層的に人柄の良さを演出する計算高さを演じる俳優としての力に唸らされました。
Q:本作の見どころは?
A:サイコパスは身近にいれば実に危険で不都合な存在ですが、スクリーンを通してみるとこれほど魅力的に見えるものかというマジックをぜひ体感してください。これは映画の魔力でもありますが、遠くにいて直接的な実害さえなければ、私たちはサイコパスを本能的に支持してしまうのだという、消し去ることのできない人間の業でもあります。
©2023「怪物の木こり」製作委員会
製作・配給:ワーナー・ブラザース映画
︎ 亀梨和也がサイコパスに!菜々緒と吉岡里帆が共演。“このミス” 大賞受賞作を三池崇史が映像化した「怪物の木こり」