最終オーディションを受けるため、合宿に集まった役者7人。演目は【大雪で閉ざされた山荘】での連続殺人劇だ。ところが彼らは一人また一人と消えていく。これはフィクションか本当の殺人か? 待ち受ける衝撃の結末とは--。東野圭吾の長編小説『ある閉ざされた雪の山荘で』が、重岡大毅(ジャニーズWEST)を主演に迎え、飯塚健監督(『荒川アンダー ザ ブリッジ』「ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~」)により映画化。2024年新春よりTOHOシネマズ 日比谷ほかで全国公開される。超ティザービジュアルと超特報映像が到着した。
初の映画単独主演となる重岡大毅は、一人だけ他の役者たちと違う劇団から参加した“部外者”の久我を演じる。演技と嘘と隠された過去が交錯し、幾重にもトリックが張り巡らされた二転三転の密室サスペンス・エンタテインメントだ。
〈コメント〉
主演:重岡大毅
昔から東野圭吾さんの小説はいくつか読んだことがあり、自分がまさか出演できるなんて思ってもみなかったので、オファーを受けた時はすごく嬉しかったです。
いただいた脚本は、謎が何重にも張り巡らされていて全く結末が予想できなくて、本当に最後の最後までどうなるか分からなくて、それこそ小説を読んでいるような感覚で読み込みました。
完成した映画は、物語の内容を知ってるはずなのに、すごく引き込まれました。
それは僕以外の役者さんの力もすごくあったし、あとはスタッフさん、監督の力があって、そこに一緒になって自分もいられたというのが、妙に感動したというか、嬉しく思いました。
観ていて、次に何が起こるんだろう?この先何が起こるんだろう?とハラハラする作品だし、
物語に出てくる役者たちは何かに向かって、夢に向かって、もがいて、必死に生きてる人たちだから、そこに共感してもらえると思います。
物語がどうなっていくかという最後の結末まで、是非映画館で観ていただきたい。
きっと楽しんでもらえると思います。
監督・脚本:飯塚健
東野さんが作られた庭園を、平成の序盤から令和仕様に手入れする。それが監督としての使命だったように思います。
枝葉を一つ切るにしても、慎重になる作業でした。また、ミステリというジャンルを扱うことも私のフィルモグラフィーからすると挑戦でしたので、楽しませていただきました。ぜひ劇場で二回、ご覧ください。
原作:東野圭吾
『ある閉ざされた雪の山荘で』は、約三十年前に書いた作品です。携帯電話は普及しておらず、インターネットもない時代です。
私は作家として芽が出ず、少しでも話題になろうとミステリへのチャレンジを続けていました。
その中でも本作は、特に突拍子もない設定の物語だと自負しています。
それを映像化しようと考える人がいるとは、当時は想像もしませんでした。
原作をお読みになった方ならばおわかりでしょうが、極めて高い演出力と演技力が要求されるはずです。
果たしてうまくいくのだろうかと不安を覚えながら拝見しました。
しかしそれは全く杞憂でした。
トリッキーな世界観が監督の手腕によって完璧に成立させられており、
そこを舞台とする役者さんたちの演技も見事でした。これぞミステリ映画です。
口コミはネタバレなしでお願いします。
「ある閉ざされた雪の山荘で」
出演:重岡大毅(ジャニーズWEST)
原作:東野圭吾「ある閉ざされた雪の山荘で」(講談社文庫)
監督:飯塚健 脚本:加藤良太、飯塚健 音楽:海田庄吾
製作:小西啓介、島田浩一、松本智、藤島ジュリーK.、渡辺勝也、森川真行
エグゼクティブプロデューサー:小西啓介 企画プロデュース:大畑利久
プロデューサー:橋口一成、清家優輝 アソシエイトプロデューサー:関口周平、石塚清和
撮影:山崎裕典、初野一英 照明:岩切弘治 録音:反町憲人 美術:相馬直樹 装飾:西野共未 小道具:三﨑茉莉子 衣裳:白石敦子 ヘアメイク:内城千栄子 スクリプター:石川愛子 編集:森下博昭 VFXスーパーバイザー:斎藤大輔 音響効果:松浦大樹 キャスティング:杉野剛 助監督:黒田健介 制作担当:竹内哲也、後藤一郎 ラインプロデューサー:濱松洋一
製作幹事・配給:ハピネットファントム・スタジオ 制作プロダクション:ファインエンターテイメント
©2024映画『ある閉ざされた雪の山荘で』製作委員会 ©東野圭吾/講談社
公式サイト:https://happinet-phantom.com/tozayuki/