
女性たちを虐待していたアイルランドの施設“マグダレン洗濯所”を題材に、クレア・キーガンが綴ったベストセラー小説『ほんのささやかなこと』を、「オッペンハイマー」のキリアン・マーフィーの主演およびプロデュースで映画化した「決断するとき」が、3月20日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国で順次公開される。マーフィー演じる主人公が施設の実態を知る緊迫シーンの映像が到着した。
1985年、アイルランドの小さな町。石炭商として家族を養うビル(キリアン・マーフィー)は、請求書を届けるため修道院に足を踏み入れる。すると若い女性が駆け寄り、「どうか助けてください」と懇願してきた。困惑したビルは「私には権限がない」と返すしかなかった──。
実はこの修道院には、“マグダレン洗濯所”が併設されていたのだ。そこには未婚の母や性被害者らが収容され、重労働を強いられるなど虐待を受けていた。見て見ぬふりをするのが賢明だと知りつつ、良心の呵責に苛まれたビルは、いかなる決断を下すのか?
併せてキリアン・マーフィーが映画化の裏側を語ったコメントも到着した。
──原作との出会い
「2020年に出版されたときに読みました。衝撃を受けましたね。ただ、映画にしようと思ったのは1年後です。ティム・ミーランツ監督と一緒にやる企画を探していた時期で、この本がずっと頭から離れなかった。最終的に「この小説はどう?」と言ったのは、実は妻でした。しかも奇跡的に、まだ映画化権が残っていたのです」
──マット・デイモンとベン・アフレックが製作に加わったことについて
「僕のプロデュース・パートナーであるアラン・モロニーが、マットとU2のドキュメンタリーを作っていて、そこから話が繋がりました。『オッペンハイマー』の現場で、彼から会社の理念を聞いて「この脚本、きっと合うと思う」と渡したのです。彼らは映画作りを理解している人たちなので、こちらが作りたい映画を、そのまま作らせてくれました。それが本当に大きかった」
──自身が初プロデュースを務めたことについて
「プロデューサーとして最初の1本なので特別な作品でした。“ちゃんとした視点を持った作品”であるという僕にとって一番大切なことを最優先しました」
「決断するとき」出演:キリアン・マーフィー、アイリーン・ウォルシュ、ミシェル・フェアリー、クレア・ダン、ヘレン・ビーハン、エミリー・ワトソン
監督:ティム・ミーランツ
脚本:エンダ・ウォルシュ
原作:クレア・キーガン「ほんのささやかなこと」(鴻巣友季子 訳/早川書房 刊)
製作総指揮:ベン・アフレック、マイケル・ジョー、ケヴィン・ハローラン
製作:マット・デイモン、キリアン・マーフィー、アラン・モロニー、キャサリン・マギー、ドリュー・ビントン
撮影:フランク・バン・デン・エーデン
編集:アラン・デソバージュ
音楽:センヤン・ヤンセン
2024年/98分/アイルランド・ベルギー/カラー/1.85:1/5.1ch
日本語字幕:山下美紗
配給:アンプラグド
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公式サイト:unpfilm.com/ketsudan
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