提供：キネマ旬報
〈呪い〉と〈一目惚れ〉を軸に複数のエピソードが収束していく物語を描き、第71回ベルリン国際映画祭国際映画批評家連盟賞と第22回東京フィルメックス最優秀作品賞に輝いたジョージア発のファンタジック・ラブストーリー「ジョージア、白い橋のカフェで逢いましょう」が、4月7日（金）よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿ピカデリー、アップリンク吉祥寺ほかで全国順次公開。ティザーポスターとメインカットが到着した。
舞台はジョージア第3の都市、クタイシ。旧市街の建築物や印象的な橋、ヒロインが弁当に用意する同国伝統のパン“ハチャプリ”、新作映画のために街でカップルを探すカメラマン、メッシファンの子供たちやサッカー観戦が趣味の野良犬たちが織り成すエピソード群がやがてひとつになり、恋の魔法が起きる--。ジョージアの新星アレクサンドレ・コべリゼ監督がドイツ映画・テレビアカデミー（DFFB）の卒業制作として撮り上げた「ジョージア、白い橋のカフェで逢いましょう」。
ティザーポスターは、主人公ふたりの出会いのシーンをイラスト化したもの。女性が落としたエメラルドグリーンの本を男性が拾っている。日本語タイトルは、ジョージア文字の柔らかさを表現した手書き風文字だ。イラストは数々の企業系広告を手掛けるchi80（チエイティ）、デザインはグラフィックデザイナーのヒノキモトシンゴが担当した。ジョージアからの新風というべき“大人のおとぎ話”に心躍るはず。
Story
ヨーロッパの桃源郷と呼ばれるジョージアの古都クタイシで、すれ違いざまに本を落としたリザと拾ったギオルギ。たった数秒、言葉を交わしただけのふたりは夜道で再会し、あまりの偶然に名前も連絡先も訊かないまま、翌日白い橋のそばにあるカフェで会う約束をする。しかし邪悪な呪いにより、翌朝目覚めたふたりは外見が変わっていた。それでも共にカフェに向かい、相手を待ち続ける。待ち人も姿が変わっているとは知らずに……。
「ジョージア、白い橋のカフェで逢いましょう」
監督：アレクサンドレ・コベリゼ
出演：ギオルギ・ボチョリシヴィリ、オリコ・バルバカゼ、ギオルギ・アンブロラゼ、アニ・カルセラゼ、ヴァフタング・パンチュリゼ
音楽：ギオルギ・コベリゼ
原題：რას ვხედავთ, როდესაც ცას ვუყურებთ?
2021年／ドイツ、ジョージア／ジョージア語／カラー／5.1ch/150分／配給：JAIHO
© DFFB, Sakdoc Film, New Matter Films, rbb, Alexandre Koberidze
公式サイト：https://georgia-cafe.com Twitter:@JaihoTheatre
