静謐な美しさに、魅入られる『脛擦りの森』アザービジュアル&スペシャル予告映像解禁

静謐な美しさに、魅入られる『脛擦りの森』アザービジュアル&スペシャル予告映像解禁

荒木飛呂彦の人気コミックを実写化した「岸辺露伴は動かない」シリーズを大ヒットに導いた監督・渡辺一貴が手掛ける初のオリジナル作品で、主演に高橋一生を迎えた映画『脛擦りの森』(読み:すねこすりのもり)が、4月10日(金)全国公開。

人里から離れた深い森で、足に傷を負った若い男(黒崎煌代)は、女の甘い歌声に導かれ、古めかしい神社にたどり着く。そこには謎の男(高橋一生)と、若く美しい妻・さゆり(蒼戸虹子)が暮らしていた。傷の手当てを受けながら、若い男はこの場所で夢のような、時の止まったような時間を過ごす。繰り返される穏やかな日々、すべては永遠に続くかに思えたが......岡山に伝わる妖怪「すねこすり」がモチーフとなった本作は、幻想的な映像とともに、目に見えない存在への想像力を無限に掻き立ててくれる。

高橋一生の特殊メイクによる老人姿の本ポスターが話題となった映画『脛擦りの森』。主演の高橋が「あのような説得力のある場所でお芝居をすることで、映画としての見え方が一段上がった感覚になっているのではないかと思います」と語る、岡山の神秘的な森や歴史的建造物、そして渡辺一貴監督ならではといえる“恐ろしいほどに目が離せない映像美”を表現したアザービジュアルが、公開直前に一挙解禁となった。
今回解禁されたアザービジュアルは8点。降りしきる雪の中を歩く謎の老人の後ろ姿。見るだけで背筋が伸びるような創立2000年を超えるとも言われる歴史的建造物・穴門山神社の静謐な空気の中で碁を指す老人と若い男。『岸辺露伴は動かない』シリーズで渡辺監督、高橋と長年タッグを組んできた衣裳デザインの柘植伊佐夫がこだわったという“丸いフォルム”が愛らしい謎の女・さゆり。人を拒むような鬱蒼とした森の中に迷い込み、途方にくれる若い男など、本作の映像の美しさが垣間見える芸術的なビジュアルとなっている。

また合わせて、その映像美を凝縮した30秒のスペシャル予告映像も解禁。さゆりのビジュアルにもコピーとして載せられ、映像の最後にさゆりが歌う「思へども なほあやしきは 逢ふことの なかりし昔 なに思ひけむ」は玉葉和歌集に収められた和歌をもとにしたもので、「あなたに会うまでの私は、一体何を思って過ごしていたのだろう」という、恋しい相手への心情を表しているという。さゆりが口ずさむ歌は誰を想ったものなのか。そして「あなたのことを、待っていたんです」と呟く老人が、魔境のような山深い森の奥で、長い、長い間待ち続けたものとは一体誰なのか。

本作が描くのは、これまでに描かれてきた妖怪の昔話や恐怖ドラマではなく、美しくも恐ろしい、恐ろしくも哀しい、哀しくも忘れ得ぬ愛のドラマ。人々に語り継がれてきた「すねこすり」の普遍的な伝承に新たな解釈を加え圧倒的な映像美で描く、まだ誰も見たことのない新しい物語『脛擦りの森』が誕生した。

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『脛擦りの森』4月10日(金)全国公開
配給:シンカ © 『脛擦りの森』プロジェクト

最終更新日
2026-04-03 18:00:00
提供
映画の時間編集部

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