
令和版『ウォーターボーイズ』新時代の青春映画、ついに完成!
コロナ禍だから繋がれた…不安や戸惑い、大人以上に複雑な思いを抱える学生たちの物語
直木賞作家・辻村深月氏による青春小説「この夏の星を見る」は2023年6月にKADOKAWAから刊行され、2020年、新型コロナウィルスが蔓延したコロナ禍を背景に、登校や部活動が次々と制限され、更には緊急事態宣言に直面し、大人以上に複雑な思いを抱える中高生たちの青春を描いた作品です。
この度、解禁されたメインビジュアルは、「2020年、あの時を生きた君たちへ」というコピーとともに、月のような円形の中で主人公・溪本亜紗を演じる桜田ひよりさんが望遠鏡を覗く印象的なシーンを切り取ったデザイン。桜田さんの強く思いのこもった眼差しは、「星を探すこと」だけでなく、「自分を見つめること」も感じさせます。その瞳の奥にきらめく星は、主人公たちの高まる想いを象徴しています。
劇中映像が初公開となる今回の予告編は、コロナ禍の緊張感や喪失感、不安や戸惑いを感じさせながらも、主人公たちの前向きな表情や躍動感が作品全体を覆う未来への希望を感じさせるものになっています。
予告編の解禁とともに解禁となる主題歌「灯星」は、映画の音楽を担当したharuka nakamura氏が作詞・作曲、そしてヨルシカのボーカルであるsuis from ヨルシカさんが歌を担当しています。この主題歌「灯星」の繊細でありながら壮大で、切なくも同時に希望に満ち溢れたメロディと歌が、作品とどのような化学反応を起こすのかを、ぜひ映画館で体験していただけると幸いです。
<haruka nakamura氏からのコメント>
suisさんの歌声はとても儚く、でも芯のある美しさをお持ちですよね。
今回がはじめましてでしたが、このコラボレーションは相乗効果となる予感がしていました。
主題歌「灯星」が流れてくることで、作品として光を灯すような希望が持てる。
夕暮れにひとつの星が登ってくるような、そこまで駆け抜けていける。御守りのようなうたです。
歌詞についても、原作の辻村深月先生のメッセージを大切に想って書かせて頂きました。
<suis from ヨルシカさんからのコメント>
私も星を見上げるのは日課なので、日常的な感情ではありますが、
同じ星を見る気持ちで作品に寄り添う歌が歌えればと思いました。
自分なりにどう表現できるかというプレッシャーも感じつつ、
haruka nakamuraさんの世界を作る力に身を委ね、楽曲の世界に没入させていただきました。
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『この夏の星を見る』7月4日 (金) 全国公開
配給 : 東映 ©2025「この夏の星を見る」製作委員会