岸井ゆきの&宮沢氷魚 W主演で初共演『佐藤さんと佐藤さん』2025年秋公開決定!第49回香港国際映画祭出品決定

岸井ゆきの&宮沢氷魚 W主演で初共演『佐藤さんと佐藤さん』2025年秋公開決定!第49回香港国際映画祭出品決定1
岸井ゆきの&宮沢氷魚 W主演で初共演『佐藤さんと佐藤さん』2025年秋公開決定!第49回香港国際映画祭出品決定2

第 32 回東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門でも上映された 2020 年公開の映画『ミセス・ノイズィ』でその人間の機微を絶妙に描き、 監督としての手腕が注目されている天野千尋の最新作『佐藤さんと佐藤さん』が岸井ゆきの、宮沢氷魚を W 主演で迎え、“夫婦”をテーマにオリジナル作品として 2025 年秋に公開することが決定。

だらしない弁護士妻と、育児に追われっぱなしの浪人夫。
ぐらっぐらな夫婦関係が笑いと切なさを誘う、私たちのマリッジ・ストーリーが誕生。

大学卒業後に会社員を経験後、2009 年に映画制作を開始した天野千尋監督。短編『さよならマフラー』がシネアスト・オーガニゼーション大阪にて上映され、 続く中編『費ヲナゲロ』はぴあフィルムフェスティバル(PFF)に入選。初オリジナル長編映画『ミセス・ノイズィ』では隣人との危うい関係という社会問題をシニカルな笑いで包み、NY ジャパンカッツ観客賞、日本映画批評家大賞脚本賞。高評価を得た天野が今回選んだテーマは“夫婦”。佐藤さん同士が付き合い、結婚、出産を経て見えた「夫婦」のカタチとはー? 結婚しても離婚しても苗字は変わらない。でも夫婦は常に変化していくもの。その変化にどう順応していくのか、していけないのか。
家事育児、日々のこと、そして未来のこと。夫と妻はなぜすれ違うのか?そんな行き違いを真正面から描いたふたりのはなし。あなたは何を想う?誰を想う? 凸凹なふたりのリアルな本音がぶつかり合う!

凸凹夫婦が毎日を積み重ね、人生を共にした15年間―
オリジナルで本作を描いた天野は、「オリジナルの醍醐味は、果てしなく広がる自由な世界の創造主になれることですが、それはこの上なく孤独で苦しい道のりでもあります。だからこそ共に歩んでくれる脚本の熊谷さんの存在が大きな力になっています。」と、2006 年『はっこう』で 、PFF2006 グランプリ、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭審査員特別賞など受賞した熊谷まどかとの共作を振り返る。さらに、今回佐藤サチ役に迎えた岸井ゆきのの印象を「岸井さんは、ひと言でいうなら「芯」の人です。芯がある人、という表現ではもの足りない、芯そのものという感じ。ひとつも嘘のない、誠実でまっすぐな芝居を見せてくれました。」と語り、佐藤タモツ役に迎えた宮沢氷魚を「宮沢さんはとにかく慈しみ溢れる人で、佐藤保という人物に愛情を注ぎ、大事に大事に育ててくれたと感じています。その温度は今もなお画面からも溢れてきて、私の心を温めてくれます。」と見た目も中身も凸凹なふたりを演じた俳優に賛辞をおくる。

今回 W 主演のサチとして参加した岸井ゆきのは「どうして分かり合いたい人とこそすれ違い、分かち合いたいことも、ほんとは楽しいはずの会話も、余計なひと言や不要な思いやりによって手のひらからすり抜けていくのだろう。」と、ふたりのもどかしい関係に想いを馳せ、「佐藤さんと佐藤さんの激しくて楽しくて切なくて嬉しい数年間の記録が、どこかであなたの人生と重なりますように。」と、ふたりの物語が一人一人に届くようにと願いを込めている。
さらにタモツとして参加した宮沢氷魚は、岸井との共演を「とてもチャーミングな方で、撮影初日からお互い心を開いて、タモツとサチをしっかりと演じられたと思います。」と初めての共演ながら、息がぴったりだったことを明かし、「初めて脚本を拝読した時からニ人の佐藤さんの関係がどこかシュールで、でもリアリティに満ち溢れていて引き込まれました。夫婦であっても、苗字が同じでも、やはり他人同士。そんな二人の歩む人生をぜひご覧頂ければと思います。」と本作の魅力を伝えている。
香港映画祭出品情報が解禁された本作。今秋の公開に向けて、引き続き続報をお楽しみにお待ちください。

----------------------------
(C)2025「佐藤さんと佐藤さん」製作委員会

<写真ギャラリー>

岸井ゆきの&宮沢氷魚 W主演で初共演『佐藤さんと佐藤さん』2025年秋公開決定!第49回香港国際映画祭出品決定1 岸井ゆきの&宮沢氷魚 W主演で初共演『佐藤さんと佐藤さん』2025年秋公開決定!第49回香港国際映画祭出品決定2

最終更新日
2025-03-17 17:00:00
提供
映画の時間編集部

広告を非表示にするには