<運命の出会い>を彩る主題歌はサザンオールスターズ「暮れゆく街のふたり」に決定!『盤上の向日葵』特報映像解禁

<運命の出会い>を彩る主題歌はサザンオールスターズ「暮れゆく街のふたり」に決定!『盤上の向日葵』特報映像解禁

「孤狼の血」の柚月裕子による同名小説「盤上の向日葵」を原作に、坂口健太郎と渡辺謙の魂の演技バトルで魅せるヒューマンミステリー『盤上の向日葵』が10月31日(金)より全国公開となります。

この度、 サザンオールスターズの楽曲「暮れゆく街のふたり」が本作の主題歌に決定。本楽曲は3月 19 日(水)にリリースされるサザンオールスターズの 10 年ぶりのオリジナルアルバム「THANK YOU SO MUCH」に収録されている最新楽曲で、あわせてこの楽曲をフィーチャーした特報映像が公開となります。

とある山中で発見された身元不明の白骨死体。事件の唯一の手がかりは、 死体とともに発見された高価な将棋の駒だ。その駒の謎を追う刑事たちは、とんでもない事実に突き当たる。この世に7組しか現存しないその貴重な駒の持ち主は、プロ将棋界に彗星のごとく現れ、一躍時の人として世間を騒がせている異色の若手棋士、上条桂介だったのだ。
やがて桂介をめぐる捜査線上には<賭け将棋>で圧倒的な実力 を持ちながら裏社会に生きた男、東明重慶(ルビ:とうみょう しげよし)の存在が浮かび上がる。東明と桂介のあいだにいったい何があったのかー。そして明らかになる上条桂介の壮絶な過去とはー? 生きる意味を問いかける、心震えるヒューマンミステリーの幕があがるー!
突如将棋界に現れた異色の天才棋士、上条桂介役には坂口健太郎。賭け将棋の世界で圧倒的な実力を持ち、上条桂介に大きな影響を与える男、東明重慶役に渡辺謙。二人の出会いは光をもたらすのか、闇への入り口なのかー。日本を代表する俳優ふたりが魂を削りあう壮絶な演技が、衝撃の結末へと観る者を誘う。原作は『孤狼の血』『朽ちないサクラ』など、常に己の信じるもののために闘い続ける人間を描いてきた柚月裕子。将棋の世界を背景にしながらも、将棋を知らない読者も多く惹きつけ、2018 年本屋大賞第2位となった作品。柚月は執筆にあたり<光と影><人間の業><人生を生き切る>という3つのテーマを根底に据えた、という。
2017 年にこの小説に出会い、「人生の光と影を描いた重厚な人間ドラマ」にほれ込み、原作者も絶賛する脚本を書き上げたのは熊澤尚人監督。『君に届け』(10)『ユリゴコロ』(17)『隣人 X』(23)など、繊細な感情の揺れを丁寧に描き、幅広く評価される恋愛映画・ヒューマンドラマを数多く手がけてきた熊澤が、自ら書き上げた脚本でメガホンを執った。
人は、何をもって“生きている”といえるのか。苦しみと、葛藤のなかからみつけた一筋の光―。だがその出会いは光なのか、闇なのかー。生き方に迷うすべての人に贈る、慟哭と感動のヒューマン・ミステリーの誕生である。人生を決めた将棋との出会い。そして闇を背負った男との衝撃的な出会い。運命の出会いから生まれる物語の切なさを、サザンオールスターズが綴る歌の小説がエモーショナルに包み込む。

本作の矢島孝プロデューサーは「切なさや哀しさ、愚かさも含め、必死に生きていく人間たちへの応援歌がほしい」とこの物語の主題歌をサザンオールスターズに依頼。3月 19 日にリリースされる最新アルバム「THANK YOU SO MUCH」に収録される楽曲の中で最も陰影が濃く、切なさに満ちた一曲「暮れゆく街のふたり」が主題歌に決定した。桑田佳祐がかつて読んだ小説にインスパイアされた、というドラマ性のある楽曲だ。主題歌を聴いた主演の坂口健太郎は、「将棋、家族との別れ、因縁、様々な物に翻弄され歩くしかなかった桂介の道を、切なく代弁してくれているような楽曲だと感じました。」と感激のコメントを寄せ、矢島プロデューサーは「人間の情念を支える桑田さんの力強い声は、人間の生き様を描くこの映画の最後を締めくくり、違った形で映画を支えている楽曲」と絶賛する。
サザンの楽曲が映画の主題歌となるのはサザン47 年の歴史の中で 7 作品目、2018 年公開の『空飛ぶタイヤ』の主題歌「闘う戦士(もの)たちへ愛を込めて」、同じく 2018 年公開の『ビブリア古書堂の事件手帖』の主題歌「北鎌倉の思い出」以来7年ぶりとなる。

切なさに心震える主題歌「暮れゆく街のふたり」をフィーチャーした特報映像公開!
新たに公開された特報は、主人公、上条桂介と、彼に大きな影響を与える人物、東明重慶との出会いから始まる。町の将棋道場で出会った伝説の勝負師、東明は挑発するように「ぞくぞくするような真剣勝負だ」と囁く。か細く、頼りなさげな様子の桂介に、この後何が起きたのかー。雪の中を走る桂介の少年時代が印象的にインサートされ、やがてふたりは激高し、鬼気迫る表情でぶつかり合う。静かに語りかけるような桑田佳祐のボーカルが彼らの<出会ってしまった運命>の抗い難さ、切なさを謳いあげるなか、対峙するふたりの姿。射るような眼で静かに見つめる東明と「その真剣、乗ってやる」という熱く、まっすぐな眼差しで見つめ返す桂介。盤上の勝負を越えた先に見出す、光と闇の彼方にある真実とはーーー 。深みのある桑田佳祐の歌と相まって、心震えるミステリーの展開に期待が膨らむ
「暮れゆく街のふたり」は離れがたい男と女の関係を歌っているが、師弟として、あるいは最大の敵になる「運命的に出会ってしまったふたり」にも通じる普遍的な想いにあふれている。 桑田佳祐の音楽人生に大きな影響を与えたというエリック・クラプトンの名曲「愛しのレイラ」を彷彿とさせるバラードが、将棋の世界に生きる男たちの運命に寄り添っていく。

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『盤上の向日葵』10 月 31 日(金)全国公開
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント/松竹
©2025 映画「盤上の向日葵」製作委員会

最終更新日
2025-03-07 10:00:00
提供
映画の時間編集部

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