ラトビア映画史上初の快挙!『Flow』2025年ゴールデングローブ賞 アニメ映画賞受賞!“小さな猫の映画を受け入れてくれてありがとう”

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監督・製作・編集・音楽を一人で手掛けた『Away』で、アヌシー国際アニメーション映画祭コントルシャン賞受賞など、世界を席巻。鮮烈な長編デビューを飾ったラトビアのクリエイター、ギンツ・ジルバロディス監督の長編2作目となる『Flow』。若干2 4歳で完成させた『Away』を経て、制作に5年半を要し、多くのスタッフと共に作り上げられた本作。洪水に呑まれつつある世界を舞台に、時には運命に抗い、時には流され漂う一匹の猫の旅路を見つめる、圧巻の映像体験。

1月5日(現地時間)に開催された第82回ゴールデングローブ賞にて、『Flow』がアニメーション映画賞に見事輝いた。“アカデミー賞の前哨戦”として位置付けられる本賞にて、アニメーション映画として史上最高の興行収入を記録した『インサイド・ヘッド2』、4部門ノミネートの『野生の島のロズ』、『モアナと伝説の海2』らを含む5本の競合作品を制しての受賞となり、ラトビア映画史上初の快挙となった。
本作の監督・脚本・音楽を手掛けたギンツ・ジルバロディス監督は、受賞スピーチにて「この映画は、とても小規模で若く、情熱的なチームのもと、大きな映画産業のない場所で作られた作品です。ラトビア映画にとって初めての機会で、我々にとって大きなことです」と語り、「この作品は、とても個人的なストーリーでもあります。かつての作品では全て1人で手掛けていた私が、本作では主人公の猫のように、チームを組み協力すること、仲間を信頼すること、違いを乗り越えることを学びました。今の時代、このことを忘れてはいけないと思っています。この小さな猫の映画を受け入れてくれてありがとうございます」と結んだ。来る1月17日(金)に発表となるアカデミー賞アニメーション映画部門ノミネートへの期待が高まる。

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©Dream Well Studio, Sacrebleu Productions & Take Five.

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最終更新日
2025-01-06 17:00:00
提供
映画の時間編集部

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