『クルエラ』『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』のクレイグ・ギレスピー監督最新作『ダム・マネー ウォール街を狙え!』が 2 月2 日(金)より全国公開。
本作は、2021 年初頭、新型コロナウイルスのパンデミックの渦中だったアメリカの金融マーケットが激震した“ゲームストップ株騒動”と呼ばれる驚くべき出来事を映画化した実録エンターテインメント。ネット掲示板に集った小口の個人投資家たちがウォール街の億万長者を打ち倒す事件の驚くべき内幕と、ロックダウンで社会全体が疲弊した新型コロナ禍において夢と希望を追い求めた庶民の悲喜こもごもを、破格のサプライズとユーモア満載で描き出す。
解禁された冒頭映像では、ゲームストップ株が 2021 年1 月に大暴騰した瞬間を実際のニュース映像を交えながら、慌てふためく大手ヘッジファンド“メルビン・キャピタル”の創業者ゲイブ・プロトキン(セス・ローゲン)の姿を描いている。共にゲームストップ株を空売りしてひと儲けをもくろんでいた大物投資家のスティーヴ・コーエン(ヴィンセント・ドノフリオ)やケン・グリフィン(ニック・オファーマン)からの電話も鳴りやまず、巨額の損失を被ったことに動揺を隠しきれない様子。
だが株価大暴騰のニュースに驚いたのは資産家だけではなかった。看護師ジェニー(アメリカ・フェラーラ)、ゲームストップ店員マルコス(アンソニー・ラモス)、大学生のハーモニー(タリア・ライダー)とリリ(マイハラ・ヘロルド)ら一般市民の姿もあり、この社会現象の背景には、赤いハチマキに猫のTシャツをまといライブ配信を行う“ローリング・キティ”(ポール・ダノ)という一人の男がいた─なぜ人々は“ローリング・キティ”の主張に共感したのか?そして時の人となった彼の行く手に待ち受ける、想像を絶する事態とは...!
本作では、わずかな例外を除いて、主要キャラクターの大半がオンラインでしか他のキャラクターとやりとりしないため、ユニークな撮影方法がとられた。制作陣は本作を、8 本の短編映画を撮影することに例えており、ピート・デヴィッドソン、ニック・オファーマン、アンソニー・ラモス、そしてアメリカ・フェレーラのようなスターたちは、それぞれのスケジュールに合わせて数日間、撮影現場に来てそれぞれのキャラクターを演じることになった。「かなり変わった撮影で、誰かが来るたびに、ごく小さな映画を作っているような感じでした。毎週、新しい経験をしているようで、楽しかったです」と、監督のクレイグ・ギレスピーは話している。
『ウルフ・オブ・ウォールストリート』『マネー・ショート 華麗なる大逆転』に続く、新たな“金融”実録エンターテインメント『ダム・マネー ウォール街を狙え!』は 2 月2 日(金)より TOHO シネマズ 日比谷ほかにて全国ロードショー!
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