東映配給にて、日本中で愛される時代劇「忠臣蔵」をベースに“身代わり”という斬新なアイディアが加わり生み出された、時代劇ヒットメーカー・土橋章宏著の小説「身代わり忠臣蔵」を映画化!映画『身代わり忠臣蔵』が2月9日に公開。
1月23日はムロツヨシのお誕生日!
2役演じる吉良兄弟“ムロVSムロ”の本編映像解禁!
この度解禁となったのは、嫌われ者の殿・吉良上野介と弟の孝証が登場するシーンで、ムロツヨシが1人2役を演じる最たる場面だ。兄から家を追い出されてしまい、路頭に迷う金ナシなまぐさ坊主となってしまった弟が戻ってきたところから始まる。兄弟の再会にしては穏やかではなく、池の鯉に餌をやりながら、「あのムダ飯食いめ…」と弟への嫌悪感丸出しの上野介。次の瞬間、岩陰からその餌に食らいつく孝証が現れ、とことん兄を煽るその姿からはもはや坊主の面影はない。本シーンは2役の対比が描かれ、ムロは冷酷無比の兄とグレにグレて物乞いおじさんと化してしまった弟を見事に演じ分けている。
ムロは印象的だった場面として本シーンを挙げており、「楽しく演じました。思った以上に面白くなったので見応えがあるシーンかなと思います」と振り返り、「吉良上野介は悪い人間というのがどこまでだったのか、加減が難しくて監督と話し合った」と役作りも試行錯誤して挑んだそう。原作・脚本を務める土橋は、「グレている孝証が、映画が進んでいく中でだんだん丸くなって人間の心を取り戻していく。そういった表現をしっかりと行動やセリフ、仕草で表しているところが、すごく研究されて役を作ってくださったんだなと尊敬します。脚本のイメージをさらに超えていくところがあって、さすが国民的な役者さんだなと思いました」とムロの演じ分けに称賛を送っている。兄・上野介とは違い、世知辛さを身に染みて知るからこそ人の痛みを知るキャラクターとして、物語とともに成長していく孝証。ムロが見事に演じ分ける渾身の2役に、ぜひご期待いただきたい!
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