著作の国内累計発行部数が 1 億部を突破した東野圭吾の長編小説『ある閉ざされた雪の山荘で』が重岡大毅主演で実写映画化。共演には、中条あやみ、岡山天音、西野七瀬、堀田真由、戸塚純貴、森川葵、間宮祥太朗ら超豪華キャストが集結し、本日 1 月 12 日(金)より TOHO シネマズ 日比谷ほかにて全国大ヒット中。
解禁された本編映像では、主演をかけた最終オーディションで演じているシナリオでの“記録的な大雪で閉ざされた山荘”という設定を忘れ、ラジオ体操をする主人公・久我(重岡大毅)と雨宮(戸塚純貴)、それにツッコミを入れる本多(間宮祥太朗)らのコミカルなやり取りが映されている。
本作では、ある宿泊所に招待された俳優 7 人が、新作舞台の主役の座をかけた最終選考に挑む。彼らが演じる芝居のシナリオは、“記録的大雪で外部との接触が断たれた山荘”で起こる連続殺人事件。密室空間の中で起きる事件という架空の設定の元、仕掛けられた監視カメラの中 4 日間“演技”を競い合う。
披露されたのは、緊迫感が漂っていた初日を終えた翌朝の一場面。宿泊所の窓の外は大雪。かと思いきや、ラジオ体操の音楽と共に朝日に照らされた庭が映され、前夜に意気投合を果たした久我と、雨宮が並んでラジオ体操をしている様子が映される。二人は“閉ざされた大雪の山荘”というシチュエーションをすっかり忘れ、「気持ち良い朝ですね」、「最高だな」と晴れやかな表情で声を掛け合っている。しかし、劇団のトップ俳優・本多が現れ「お前ら、記録的大雪はどうした?」とツッコミを入れると大慌て。「あぁ、急に寒い!久我―!寝るなー!」と、一変して大雪設定で芝居を始める雨宮。久我は「急に眠い、あぁペス、ペス」と、あまりの寒さに意識が朦朧としペットの名前を呼んでしまうという芝居を披露。「起きろ、久我―!寝たら死ぬぞー!」「寒いよー」と唐突に始まった小芝居を微笑みながら眺める本多だったが、「本多さん、助けてー!」と渾身の力で叫ぶ久我に応じ、「待ってろよー、今助けに行くからな。久我、寝るな!」とノリノリで乗っかってしまう。そんな 3 人の様子をあきれた表情で部屋から見る貴子(中条あやみ)と田所(岡山天音)。「朝からつまんねぇコント見せやがって、パトラッシュをパクってんじゃねぇよ」と、名作「フランダースの犬」の名シーンにオマージュをささげた 3 人の芝居は田所に一蹴されてしまうのだった。
“閉ざされた大雪の山荘”で起こる連続殺人事件という舞台設定からかけ離れたコミカルなシーンだが、直後に事件が発生。架空の設定のはずが、一人また一人参加者が消えていく。果たしてこれは、演技なのか、事件なのか。スクリーンに映る全てが伏線。二重三重に張り巡らされたトリック。驚きの仕掛けが明かされる怒涛の展開は、観たら思わず人と考察を語りたくなること必至!驚愕のラストが訪れるサスペンスエンターテインメントを、是非劇場でお確かめください。
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『ある閉ざされた雪の山荘で』全国大ヒット公開中
©2024映画『ある閉ざされた雪の山荘で』製作委員会 ©東野圭吾/講談社
配給:ハピネットファントム・スタジオ