「この4人が揃えば最強」舘ひろし&柴田恭兵、ド派手にカムバック!“新しいあぶ刑事”誕生に自信

「この4人が揃えば最強」舘ひろし&柴田恭兵、ド派手にカムバック!“新しいあぶ刑事”誕生に自信1
「この4人が揃えば最強」舘ひろし&柴田恭兵、ド派手にカムバック!“新しいあぶ刑事”誕生に自信2

1986 年のテレビドラマ放映開始から 37 年。あまりの人気ぶりに数多くの社会現象を巻き起こし、ドラマ&映画史上において「伝説」を作った「あぶない刑事」。軽妙なトークと激しいアクション、他の刑事ドラマとは一線を画すオリジナルな世界観で数多くのファンを魅了し愛され続けてきた「あぶデカ」がスクリーンに復活いたします!2016 年、「さらば あぶない刑事」で「サラバ」を告げたタカとユージ。伝説の 2 人が、8 年の時を経てヨコハマに帰ってきます!

11 月 1 日(水)、映画『あぶない刑事』最新作の製作発表会見が実施。会場には本シリーズの象徴とも言えるレパードやハーレー、さらには放送開始から映画シリーズまでの歴史を追ったヒステリーパネルも飾られ、“あぶ刑事”一色となった会場には多くの報道陣の姿が。そしてこれまで本シリーズが歩んできた歴史をダイジェストで振り返ったヒストリー映像が流れると、舘ひろし、柴田恭兵、浅野温子、仲村トオルが登壇した。集まった報道陣に向け一言ずつ挨拶し、記者会見がスタートした。

○舘ひろし(鷹山敏樹役):「さらば」と言ってニュージランドに行ったはずだったんですが...また帰ってきちゃいました。本当にすみません(笑)本作で監督を務めたのは、(TV シリーズ『あぶない刑事』の監督を務めてきた)原隆仁さんの息子さんで原廣利さん。スタッフも若いスタッフばかりで、今までのあぶない刑事とは一味違う新しさが感じられる映像に仕上がっていると思います。ご期待ください。
○柴田恭兵(大下勇次役):タカとユージが出会って、このメンバーと出会って 37 年が経ちました。相変わらずチームワークがよく、素敵な映画ができたと思います。どうぞお楽しみに。
○浅野温子(真山薫役):とにかく若いスタッフばかりで、共演者からも“幼稚園で見てました”と言われて...。“なんて生意気なやつだ!”と返したこともありましたが(笑)なんとか頑張りながら参加させていただきました。みなさんぜひ楽しんでください。
○仲村トオル(町田透役):とうとう(透が)捜査課⻑になっておめでたいというようなニュアンスでご紹介いただきましたが...最近は社⻑や総理大臣というような役を演じることが多かったので、びっくりするくらいダイナミックな格下げで驚いていますが(笑)実人生では絶対に経験したくないバンジージャンプのような透の人生ですが、楽しみながら演じさせていただきました。

1986 年のドラマ放映開始から 37 年、劇場版最新作から 7 年。あまりの人気ぶりに数多くの社会現象を巻き起こし、ドラマ&映画史上において「伝説」を作った“最強のバディムービー”「あぶない刑事」。会見では初お披露目となる本作の超特報映像が流され、映像内にて待望の映画最新作のタイトルが『帰ってきた あぶない刑事』に、そして公開日が 2024 年 5 月 24 日(金)に決定した
ことが明らかとなった。

まずは MC からこのタイミングで“帰ってきた”今の気持ちを問われると、「帰ってきたなという感じです」とクールに答えながらも、「このメンバー4 人が揃えば最強だと思っているんですが、今回もこの最強なメンバーと再び出会えることができて嬉しいなと思っています」と微笑む舘。対する柴田も「『さらば あぶない刑事』でおしまいだったんじゃないのと思っていましたが(笑)でもやっぱり、舘さんに会いたいな、トオルに会いたいな、温っちゃんに会いたいなと。やっぱり根っこではそう思っているんですよね」とキャストへの愛情を滲ませる。「まさかこんなに一人の役を⻑くやるとは思っていなかったんですが、この出会いは大きくて。本当に嬉しいんですよね、久しぶりに舘さんと一緒に芝居できて。本当にまたやるのと毎回思いながらも、あっという間の 37 年でした」と感慨深い様子で語っていた。
一方、⻑年同シリーズを支えてきた浅野・仲村には、久しぶりに舘・柴田ら“あぶ刑事”チームと再会した気持ちについての質問が。「(映画最新作の製作決定について)マジ?って思いました」冗談まじりに答える浅野は、「でもいつも思うのは、会わない時間があってもこの人たちが変わらないので大丈夫だろうと。8年後くらいにまたやるのかな?やんなっちゃうね(笑)」と笑顔を見せ、会場の笑いを誘っていた。仲村は「僕は最初『あぶ刑事』がまた帰ってくると聞いた時、何回帰ってくれば気が済むんだと思いました(笑)でも前作でも感じましたが、ブランクがあってもこのお三方にお会いすると、スッとあのポジションに戻れるんですよね。ブランクがあっても、僕の中で町田は生き続けているんだなと感じました」としみじみ語っていた。

トークは 7 年ぶりとなった「あぶ刑事」の撮影現場についての話題に。舘は「今回の映画では新しいスタッフたちと撮影をしました。監督も違うし、カメラマン、照明も新しいスタッフさんたち。映像がすごく今っぽく新しい感じがして良かったですよ。みなさんにご満足してもらえるものになると思っています」と自信を滲ませる。そんな舘の言葉に頷く柴田も「監督をはじめスタッフも初めて『あぶ刑事』を撮る若いスタッフばっかりだったんですよね」と語り、「(舘さんのことを)“ダンディ鷹山だ!”とスタッフ全員が観ている感じがしました。僕のことも“セクシー大下だ!”という感じで見てくれていて。このスタッフたちの期待に応えようと思いで、スムーズにクランクインできました。最後までみんな僕らのことをリスペクトしてくれるスタッフばかりだったと思います。とても楽しく撮影ができました」と感謝の思いを述べていた。そんな二人について問われた浅野は、「(お二人とも)変わらないので、いつも通り見ていただけたらと。もはやゾンビですよね(笑)」とジョークを飛ばすと、舘が「突然ストーリーをぶっ壊してくるのがオンコ(浅野温子)ですけどね。毎回破壊力がすごい」とつっこみ、⻑年培ってきた息ぴったりな掛け合いを見せる場面も。仲村は「浅野さんが変わらないとおっしゃっていましたが、このカッコ良さが 40 年近く変わらないのは異常な奇跡。お二人が『あぶ刑事』が⻑年続いた魅力の源であることは間違いないと思います」と熱く力説。その一方、「特にこのような皆さんの前でお話しする際は、僕がいつもなんとかしなきゃいけないことが多い。質問を聞いていなかったり、話の内容を忘れる方もいるので、“俺がなんとかしないと!”という気持ちで臨んでいます(笑)」と本音も付け加えると、会場からは笑い声が沸き起こっていた。

前作『さらば あぶない刑事』では、刑事を退職したタカとユージがニュージーランドで探偵事務所を開業するラストを迎えていたが、本作では“探偵”として横浜に帰ってきたタカとユージの物語が描かれる。MC から本作で楽しみにしていてほしいところを問われると、「やっぱり恭サマのジョークやオンコ(浅野温子)の破壊力、トオルの態度とか、面白い要素はたくさんあると思います」と回答する舘。柴田は「昔からの『あぶ刑事』は楽しくて、かっこよくて、面白くて...でも見終えた後に何も残らない(笑)そういう映画だったと思いますが、本作はカッコよくて面白くて切なくて...今までにない何か心に残るものがあるんじゃないかなと。必ず元気になれるような、明日から頑張ろうと思えるような映画になったと思います」と本作の新たな魅力を明かしていた。

さらに会見では、マスコミからの質疑応答が行われた。
まずは「本作は若いスタッフが多かったというお話がありましたが、皆さんが若い世代の方々に伝えていた“あぶ刑事魂”というようなものはありましたか?」という質問には、舘は「若い人たちに“あぶ刑事魂”を伝えるなんておこがましいことは出来ませんでしたが(笑)私ができる最大限のことを精一杯やっておりました」と謙遜しつつ回答。柴田は「現場に舘さんが入ってくるだけでダンディなんです。その姿を見ているだけで、若いスタッフたちも“よしついていくぞ!”という気持ちになれるような現場だったと思います」と回顧しながら、「もちろん『あぶ刑事』ファンの方がいっぱい観に来ていただきたいですし、一度も観たことがない人にも観ていただきたいです。皆さんの期待に応えられるような作品になったかと思っています」と本作への思いを明かしていた。浅野は「『あぶ刑事』に魂なんてあったかな?と考えちゃいましたけど(笑)」と茶目っ気たっぷりに反応し、「『あぶ刑事』だからねと笑ってもらえたらいいんじゃないかなと。ツッコミどころはたくさんある作品だけれど、楽しんでもらえたらそれでいいんじゃないかなと思っています」と笑顔を見せた。仲村は「逆に僕は最新作が『あぶ刑事』シリーズに関わったことがない若いスタッフばかりだったと、正直気づいていなかったです。でもそれはきっと、お二人がいるところに『あぶ刑事』の魂や世界観があって、それが若い人たちにも自然と伝わっていたんじゃないかなと思います」と振り返る。さらに「僕は若い女優さんに、“このチームはオールフォートゥーだから!自分でトライ取れると思っても、取りにいっちゃダメ。最後はお 2 人のどちらかにパスを出せ!”とアドバイスを送りました」というエピソードを披露し、⻑年二人と共演してきた仲村だからこそのアドバイスに会場からは笑いが沸き起こっていた。

続いて、「タカとユージのアクションは本作でも健在でしょうか?」という質問。舘は「恭サマが素敵なアクションを見せてくれています。僕はちゃっちゃっと出てきて銃を撃つという感じでしたが、私よりも恭サマのアクションが見どころです」と柴田のアクションシーンをプッシュ。ちょうど先週に走るシーンの撮影があったという柴田は「全力疾走で走ったんですが、絶対に“72 歳と 2 ヶ月”というテロップを入れてくれとお願いしました。それくらい一生懸命走りました」と茶目っ気まじりに答えていた。

質疑応答後フォトセッションが行われ、最後に代表して舘・柴田が一言ずつ挨拶。「8 年ぶりに帰ってきました。今回は若いスタッフで撮影した新しい形での『あぶない刑事』をお届けできると思います。ぜひ楽しみにしていてください。今日はありがとうございました」(舘)、「今まで何度も撮影してきましたが、本作の撮影を経て、『あぶ刑事』は大勢のファンの皆さんのおかげで続いてこれたんだなと実感しました。その人たちの思いに応えられるよう素敵な『あぶ刑事』が完成しました。宣伝よろしくお願いします」(柴田)とそれぞれメッセージを送り、イベントは締めくくられた。

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©2024「帰ってきた あぶない刑事」製作委員会

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最終更新日
2023-11-01 18:30:00
提供
映画の時間編集部

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