朝井リョウによる小説『正欲』を、監督・岸善幸、脚本・港岳彦で、稲垣吾郎、新垣結衣、磯村勇斗、佐藤寛太、東野絢香を迎え映画化した映画『正欲』が、11月10日(金)より全国公開。
家庭環境、性的指向、容姿――様々に異なる背景を持つ人たちを同じ地平で描写しながら、人が生きていくための推進力になるのは何なのかというテーマを炙り出していく衝撃的な物語。
この度、第36回東京国際映画祭コンペティション部門への正式出品が決定!第36回東京国際映画祭は、10月23日(月)~11月1日(水)に開催。本映画祭が『正欲』のワールドプレミアとなる。
【上映日時・会場】
・10月25日(水)20:45~ @TOHOシネマズ日比谷 スクリーン12
・10月27日(金)18:00~ @ヒューマントラストシネマ有楽町スクリーン1
・10月31日(火)10:20~ @TOHOシネマズ日比谷スクリーン12
【先行抽選販売について】
受付期間:9月27日(水)15:00~9月29日(金)23:59
受付方法:東京国際映画祭公式サイトにて
購入期間:10月3日(火) 13:00~10月5日(木)23:59
さらに、豪華キャスト陣の出演シーンを写し出した、新たな場面写真も解禁に!!
家族団らん中のはずが、啓喜(稲垣)を見る妻・由美(山田真歩)と息子・泰希(潤浩)の表情は穏やかではない様子で─?ショッピングモールでの接客中の夏月(新垣)は何かをこらえるようにうつむき、佳道は何とも言えない表情で一心に誰かを見つめているようだ。
ダンスサークルのリーダー・高見優芽(坂東希)が同席する中、学祭実行委員として大也(佐藤)にイベント出演依頼をする神戸(東野)や、啓喜にある事件の資料を渡す検察事務官の越川秀己(宇野祥平)、パソコン画面をのぞき込む子供たちと由美、右近(鈴木康介)、目を閉じて一心不乱に水を浴びる中学生時代の夏月(滝口芽里衣)と佳道(齋藤潤)など、物語を彩るさまざまな登場人物たちの気になる場面写真が到着した。
果たしてどんなシーンに仕上がっているのか、映画本編への期待は高まるばかりだ。
<キャストからのコメント>
◆稲垣吾郎
観た後、それぞれ違った感じ方をしていただきたい映画になっていると思います。全てに疑問を持ちながら、純粋な気持ちで演技に向き合うことができました。
◆新垣結衣問われている感覚が、原作を読んだ時から、映画が完成した後もずっとそばにあります。自分が想像しえない世界は確実にあって、そこにいまも生きている人がいる。それがどういうことなのかを常に考えながら撮影した作品でした。
◆磯村勇斗
観終わった後、温かい気持ちになり、自分を大切にしようと思いました。この『正欲』を通して、我々と観て下さった方が「何か」を共有し育み、互いに勇気を持って、一歩でも半歩でも自分の人生を進めていけるようなれたら嬉しいです。
◆佐藤寛太
善く生きるということ。人と共存するということ。人生の意義を考えること。暮らしのなかでは保留することができる答えのない問いが、映画という実態を伴って眼の前に現れました。僕はこの作品を引きずって大人になっていこうと思います。
◆東野絢香
完成された『正欲』は、人間の命がとても美しく描かれた映画でした。上手に息が吸えない私たちに、今を生きるための酸素を送り届けてくれる作品です。この映画が、少しでも多くの方に届く事を、心から願っております。
傑作か、問題作か――。日本映画界を代表する実力派俳優が集結し、いま、この時代にこそ必要とされる、心を激しく揺り動かす、痛烈な衝撃作誕生!映画『正欲』は11月10日(金)より全国ロードショー。
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『正欲』11月10日(金)、全国ロードショー
(c) 2021朝井リョウ/新潮社 (c) 2023「正欲」製作委員会 配給:ビターズ・エンド