イエジー・スコリモフスキ監督・脚本による7年ぶりとなる最新作『EO』を、2023年5月5日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷、新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国公開。
戦後のヨーロッパ映画界で最も評価の高い映画監督の一人であるイエジー・スコリモフスキ。第75回カンヌ国際映画祭では審査員賞・作曲賞2部門を受賞、全米映画批評家協会賞では外国語映画賞/撮影賞の2部門を受賞するなど、本年度ポーランド代表作品として、アカデミー賞国際長編映画賞のノミネーションへの熱い注目が注がれている。スコリモフスキ監督の7年ぶりの新作としてポーランドとイタリアで撮影されたこの映画の主人公は”EO(読み:イーオー)”という名前のロバ。
この度解禁となった日本版ポスターポスタービジュアルは、ヴィヴィッドな赤色をバックに、こちらに無垢な眼差しを向けるEOの存在が目を引く一枚。EOの旅を見守りながら、ある時はEOの目線で予期せぬ荒波を潜り抜けることになる本作。人間のおかしさと愚かさを、全くの別視点から体感するような無比の映像体験には”鮮烈“”近年の映画には希少な大胆さ”と、多くの称賛が寄せられている。御年84歳にして新たな世界を切り拓くスコリモフスキ監督のその感性と、独創性に大いに注目して欲しい。
【ストーリー】
愁いを帯びた瞳とあふれる好奇心を持つ灰色のロバ、EO。サーカス団から連れ出され始まった予期せぬ放浪の旅のさなか、善人にも悪人にも出会い、運を災いに、絶望を思わぬ幸福に変えてしまう運命の歯車に耐えている。しかし、一瞬たりとも無邪気さを失うことはない。
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