玉城ティナ「立場や置かれている環境によって変わる映画」インタビュー映像解禁『グッバイ・クルエル・ワールド』

玉城ティナ「立場や置かれている環境によって変わる映画」インタビュー映像解禁『グッバイ・クルエル・ワールド』

主演・⻄島秀俊、共演に斎藤工、宮沢氷魚、玉城ティナ、宮川大輔、大森南朋、三浦友和ら豪華俳優陣が集結した、大森立嗣監督作品『グッバイ・クルエル・ワールド』(9月9日全国公開)。この度、玉城ティナのインタビュー映像を解禁。

⻄島秀俊、斎藤工、玉城ティナ、宮川大輔、三浦友和が演じるのは、全員互いに素性を明かさない一夜限りの強盗団。ある夜、彼らはラブホテルで秘密裏に行われていたヤクザ組織の資金洗浄現場を狙い、大金強奪の大仕事に成功。それぞれの生活に戻るメンバーだったが、警察やヤクザ組織に追われる日々が始まる。宮沢氷魚演じるラブホテル従業員、大森南朋演じるヤクザと黑い繋がりを持つ刑事などを巻き込み、大波乱の物語が幕を開ける。
監督は『MOTHER マザー』『日日是好日』など繊細な人物描写と映像に定評のある大森立嗣。脚本は『さよなら渓谷』ぶりのタッグとなり、最近では『死刑にいたる病』などの脚本を手がけた高田亮。目まぐるしく変化していく相関関係、チューニングの合わないヤツらのエキサイティングでポップなクライム・エンターテインメント!坂口美流は、ヤミ金業者からの借金の取立てに追い詰められ、不遇な環境から抜け出すため銃を手にし、強盗団の一員となる。その美流を演じた玉城ティナが、過酷な撮影現場や、共演者について語った。

● 脚本を読んだ感想は?
人間の欲だったり、100%正義じゃないものだったり、それを否定も肯定もせずに、そこにある事実としてどういう風に表現していけばいいのか悩みましたが、それぞれの生きている時間を演じたいと思いました。

● タイトルの中の「クルエル=無惨さ」を感じたシーンは?
挙げてみるとたくさんありますね。車に轢かれたり、ガラスの上で顔を踏みつけられたり、そんな経験を現実でしたくないので、スクリーンの中で体験できてよかったです(笑)

● 大森監督について
役者が持っている空気感を大事にしてくれる監督だと思いました。私に足りないところを説明してくれるんですけど、その後に必ず「ティナが思った通りの感情でいいから」と、監督が信じてくれていることが伝わったので、やってみるしかないなという感じでした。

● 共演者について
三浦(友和)さんに弱音を吐いた時に「思いっきりやりなよ」と言ってくださって。他の方も「オイシイじゃんくらいの気持ちでやりなよ。最後までやり切りな」と言ってくださったので、吹っ切れました。やり切れたことを嬉しく思っています。

● 本作が描いているテーマについて
不安や絶望を抱える瞬間は誰しもあると思うし、環境で仕方なくそっちに行ってしまう要因もあると思います。人が亡くなったり、生き続けたりする意味を改めて考えました。この映画を観た人が何を思うのか分からないですが、立場や置かれている環境によって変わる映画だと思うので、いろいろ意見を聞いてみたいと思います。

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『グッバイ・クルエル・ワールド』9 月 9 日(金) 全国公開
©2022『グッバイ・クルエル・ワールド』製作委員会 配給:ハピネットファントム・スタジオ

最終更新日
2022-09-07 17:00:00
提供
映画の時間編集部

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