平庫ワカのコミック『マイ・ブロークン・マリコ』が、主演に永野芽郁を迎え、タナダユキ監督のメガホンで映画化。 タナダ監督の力強さと繊細さを兼ね備えた演出、永野芽郁のこれまでのイメージを大胆に覆す役柄と演技、そして原作の持つ物語の力がひとつになり、人間の儚さと逞 しさが、優しく熱をもって描かれる。
この度、本作より本予告映像が解禁!!
シイノ(永野芽郁)の鋭い視線の先には、親友の遺骨が...。マリコ(奈緒)を学生時代から虐待し続けた父親(尾美とし のり)から遺骨を強奪し、大絶叫、包丁を突きつける怒涛の展開からはじまる本予告映像。「シイちゃんとずっと一緒にいる」と笑顔ながらも、顔の傷跡が痛々しいマリコとの思い出を胸に、「今度こそ私が助ける」とマリコの遺骨を抱え、シイノは走り出す。マリコ の「私ぶっ壊れてるの」の言葉をはじめとして、2人の過去が思い出され、ひとり取り残されてしまったシイノが押し潰されそうになる 中、シイノが思い出したのは、「ねぇねぇ、シイちゃん、行ってみたいね。」と“まりがおか岬”のポスターを笑顔で指差すマリコの姿だっ た。牛丼をたいらげ、「だから行こう、ふたりで」と優しく笑いかけるシイノ。シイノにとって“たったひとりの友”であるマリコのための道中は前途多難で、ひったくりにあい、さらに、マキオ(窪田正孝)に怒鳴る姿も。「アタシ、何度もあの子のことめんどくせぇって」と思いながらも、「私には正直あんたしかいなかった」と語りかけるシイノの思いとは。 「あんたがいない世界で、どうやって生きようか。」、 マリコという魂の片割れを突然失ったシイノが喪失感、怒り、悔しさ、さまざまな感情を抱え、マリコに投げかける「死んでちゃ分かんないだろ」。シイノの旅はどんな結末を迎えるのか、切なさを感じさせ、期待が高まる予告編となっている。
また、今回予告編と合わせ永野演じるシイノほかキャラクターの表情を切り取った場面写真も解禁。先日、カナダ・モントリオー ルで行われたファンタジア国際映画祭で最優秀脚本賞を受賞し、益々公開が期待される本作。
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©︎2022映画『マイ・ブロークン・マリコ』製作委員会