プロデューサー、ショーン・マッキトリックが新たに放つパラドックス・スリラー『アンテベラム』が、11 月 5 日(金)より公開。
このたび、悲劇の始まりとなる不気味な少女との遭遇シーンを解禁。ヴェロニカ(ジャネール・モネイ)が乗っているホテルのエレベーターに乗り込んできたのは、古風なドレスを身にまとった少女。二人きりの密室で少女の存在が気になったヴェロニカは気さくに話しかける。しかし少女は自分の唇に人差し指を当てて「シー。喋ると怒られるわよ」警告を発する。幼女特有の無邪気さだと気にせず「あら?喋ると怒られるの?わかったわ」とそのノリに合わせるヴェロニカだったが、その直後、その少女が散歩させるように引きずっているものを見てギョッとする。それは首に紐が括られた人形だった...!
少女はヴェロニカと同じ 49 階でエレベーターを降りるが、忽然と姿を消す。風変りな少女との邂逅にうすら寒いものを感じながらも、自室へと戻っていくヴェロニカ。しかし閉まるドア越しに見えたのは、長い廊下の先で佇み、ヴェロニカを意味ありげに見つめている先ほどの少女だった。
薄暗いホテルの長い廊下に、現代的とは言えないドレスを纏った無表情の不気味な少女。ここから始まる悲劇を予告するかのような演出から思い出されるのは、不気味な双子少女の登場が惨劇のファンファーレとなるスタンリー・キューブリック監督作『シャイニング』(1980 年)だろう。これは単なる名匠&名作へのオマージュなのか?それともヴェロニカの行く末を暗示する大きなヒントなのか…?
映画『アンテベラム』は11月 5 日(金) 全国ロードショー。
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