ティム・ロスとクライヴ・オーウェン共演、フランソワ・ジラール監督最新作『天才ヴァイオリニストと消えた旋律』が12月3日(金)より全国公開。
今回解禁された予告編は、賑わったコンサート会場で演奏を楽しみに待つ人々の様子など、笑顔溢れる華やかなシーンから始まる。しかし温かい雰囲気も束の間、“どこにもいない”という一言から状況は一変。報告を受けた正装姿の男性は青ざめる。輝かしいデビューを飾るはずだったヴァイオリニストが行方不明になったのだ。「僕が見つける」と決意をしたマーティン(ティム・ロス)が姿を消した幼馴染の影を訪ね歩く中で、ドヴィドル(クライヴ・オーウエン)を知る人々と出逢い、手がかりを集めていく。ロンドン・ワルシャワ・ニューヨークと、色とりどりの景色にまるで観客も世界を旅しているかのような気持ちになるだろう。予告編を通して印象的に使われているのはヴァイオリンの音色。本作の楽曲を演奏しているのは21世紀を代表するヴァイオリニスト、レイ・チェン。この音色が導かれるように切り替わる映像と相まって、波欄の展開を予想させる。音楽とミステリーが融合した本作は、まさに名匠フランソワ・ジラール監督の手腕が生かされた作品となっている。オスカーノミネート俳優ティム・ロス×クライヴ・オーウェンの円熟味溢れる演技、そして映画初出演にして幼少期のドヴィドル役を演じた、ウェールズ国立青年オーケストラ所属の最年少メンバーであるルーク・ドイルのフレッシュな魅力にも注目。
予告編にあわせて、本編より場面写真4点を新たに解禁。幼少期のドヴィドル(ルーク・ドイル)が避難所で大人の視線を浴びながらも凛とした表情でヴァイオリンを弾き、それを傍から見守る幼少期のマーティンの様子や、失踪した幼馴染を見つけるための手がかりを求めて路上ミュージシャンに聞き込みを行っているマーテイン(ティム・ロス)の姿などを見て取ることができる。兄弟のようにいつも一緒に過ごしていた二人に突如訪れた35年の空白、そしてその先に待ち受けていた真実とは...。
【ストーリー】
第二次世界大戦が勃発したヨーロッパ。ロンドンに住む9歳のマーティンの家にポーランド系ユダヤ人で類まれなヴァイオリンの才能を持つ同い年のドヴィドルが引っ越してきた。宗教の壁を乗り越え、ふたりは兄弟のように仲睦まじく育つ。しかし、21歳を迎えて開催された華々しいデビューコンサートの当日、ドヴィドルは行方不明になった―。35年後、ある手掛かりをきっかけに、マーティンはドヴィドルを探す旅に出る。彼はなぜ失踪し、何処に行ったのか? その旅路の先には思いがけない真実が待っていた...。
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