今年のアカデミー賞国際長編映画賞を見事受賞し、話題沸騰中のマッツ・ミケルセン主演映画『アナザーラウンド』が、9 月 3 日(金)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、渋谷シネクイントほか全国にて公開。
このたび解禁となった画像は、本作で話題沸騰中のマッツのダンスシーンのもの。マッツはデンマークの現代バレエグループに所属し、1996 年(31 歳)に演劇学校に入学するまでの約 10 年間、プロのダンサーとして活動。バレエカンパニーを辞めて以来全く踊っていなかった。これまで、『ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮』で社交ダンスを披露したことはあったが、文字通り“舞う”のは本作が初だと言う。マッツ曰く「これまで踊る機会に恵まれなかったが、(本作の)あのシーンはダンスでしか表現できないシーンだった」と語っている。当然ながらすべてのダンスシーンは代役ナシ、マッツが一人で踊りきり圧巻のダンスシーンが完成した。予告でもちらりとみることが出来るがこのシーンを見るためだけでも劇場を訪れる価値があると思わせてくれる。
また、本作の公開を記念して、思わずお酒が飲みたくなる?ASMR 動画も解禁された。ASMR(読み:「エー・エス・エム・アール」や「アスマー」など)とは、聴覚や視覚への刺激によって感じる、心地良い反応・感覚を指す言葉。また、前述の効果をもたらす映像群を総称して指す。日本では心地良い音を聞くことでリラックス効果や入眠目的で若者を中心に親しまれている。物語のテーマとなるアルコールにちなみ、本動画は缶を開ける音、グラスに氷を入れる音、お酒を注ぐ音を立体的に聞くことが出来る新感覚な予告映像。氷をカランとグラスに転がした後は、シュワシュワ~と炭酸が弾ける音がグラスの中に広がり、音だけでもこれからアルコールを楽しむ様を疑似体験できる。
映画タイトルの「アナザーラウンド」は、翻訳すると「もう一杯」という意味であり、アナザーラウンド?の文字が一杯目の後に映し出され、2杯目、そして3杯目と別の種類のお酒を注ぐ音が聞こえてくる。耳がすっかりと心地よい音に酔いしれたところで映画の予告映像に。映画のテーマと ASMR が上手くマッチし、音と映像どちらのコンテンツも楽しめる新感覚の動画に仕上がった。臨場感のあるサウンドでお酒の音を聞くことができるので、是非、イヤホンやヘッドフォンをして視聴してみてもらいたい。
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