冒険心を描いた子ども映画の名作を彷彿とさせつつ、80、90 年代的懐かしさ満載で描く SF ゴアスプラッターヒーローアドベンチャー『サイコ・ゴアマン』が 7 月 30 日(金)より公開。
この度、本作のエンディングテーマ曲「Psycho Goreman (PG For Short)」に日本語字幕を付けた、日本オリジナル版の MV が公開となった。
この MV は、Lil Cae$ar という正体不明のラッパーが残虐宇宙人=サイコ・ゴアマン風の姿でサングラスにキャップ、ラッパーの象徴とも言えるたくさんのネックレスを身に着け、軽快にラップ&ブレイクダンスを披露しながら、サイコ・ゴアマンが劇中で活躍する様子を歌い上げるというもの。MV の冒頭とラストには画面左下にしっかりと MTV 風のクレジットも施されている。ディレクションは、映画本編を手掛けたS・コスタンスキ監督だ。映画本編にも自身の好きなものをこれでもか!と詰め込んだコスタンスキ監督は、この MV に幼少期から大好きだったという、『ミュータント・タートルズ』(90)のエンディング曲「Turtle Power!」の MV にリスペクトを込めた。ザラザラとした VHS 映像風の質感、オールドスクールなラップの曲調にカメラワークなど、完璧かつ見事なオマージュ作品となっている。この楽曲の作詞・作曲を制作したのは、映画『サイコ・ゴアマン』のサウンドトラック全般も手掛けた、マーティン・マクファイル、ディーン・ロード、トリスタン・ターの 3 人からなる作曲家トリオ Blitz//Berlin。本楽曲は映画のサウンドトラック盤にも収録されている。
今回、オリジナルの英語詞を元に、韻を踏みつつ、作品の世界観を意識した日本語対訳を担当者が考案。思わず声に出して一緒に歌いたくなる、一度聴いたら頭から離れないインパクト大の歌詞にご注目いただきたい。ネタ元となる「Turtle Power!」は、1990 年 4 月に発売されるとイギリスのシングルチャートで 4 週連続 1 位を獲得した大ヒット曲。制作したニューヨークの 2 人組ヒップ・ホップユニット Partners in Kryme のリチャードにコンタクトを試みたところ、この度「Psycho Goreman (PG For Short)」MV の感想がなんと到着。
<コメント>
リチャード“GV”(Partners in Kryme「Turtle Power!」など)
間違いなく 80 年代や 90 年代の音楽へのオマージュが感じられます。特に『ミュータント・タートルズ』(90)のオリジナル・サウンドトラックの影響が大きいですね。絶対に Blitz/Berlin はこの楽曲で楽しんだはずですね。これだけ時間が経っても私たちの音楽がポジティブな影響を与えていることを知るのはとても嬉しいことです。
◆Psycho Goreman (PG for Short)[ feat.Lil Cae$ar]
※歌詞一部
作詞・作曲:ブリッツ//ベルリン
(マーティン・マクファイル、ディーン・ロード、トリスタン・ター)
昔 永遠に埋もれし名もなき悪魔 目覚まし 悪事の準備 今は
だが 待て それには理由があるさ この少女ミミ 何やらプランあり
魔法の宝石 手に入れ力あり モンスター
彼女の友人となり 最高の時間
2 人で冒険 いろんなトラブル さあ行こう 世界を吹っ飛ばし 踊ろう
その前に名前が必要 ダサいのはダメ クールにいこう
その時、彼女は閃いた とてもクールでイケてると
そのモンスター 名付けて PG
サイコ・ゴアマン サイコ (略して PG!) ※繰り返し
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