柴咲コウがクルエラ風のパンクファッションで登場!『クルエラ』公開直前イベント

柴咲コウがクルエラ風のパンクファッションで登場!『クルエラ』公開直前イベント

「美女と野獣」のディズニーが、「ラ・ラ・ランド」でアカデミー賞®を受賞したエマ・ストーンを主演に贈る実写映画最新作。名作アニメーション「101匹わんちゃん」に登場するディズニー史上最も悪名高き “ヴィラン”<悪役>であり、映画史上最もアイコニックな白黒ファッションでも有名な“クルエラ”の誕生秘話が、衝撃の≪パンクロック・エンターテイメント≫として過激かつスタイリッシュに明かされる。

 ついに今週の公開に迫り、世界中から大きな注目が高まる『クルエラ』の公開直前イベントが開催された。真っ暗なステージにただならぬ雰囲気が漂う中、クルエラの高らかな笑い声に包まれ流れたのは、本作の日本版エンドソング「コール・ミー・クルエラ」―舞台はたちまち映画の1シーンさながらの燃え上がる炎に包まれ、主人公クルエラの日本版声優を務める、柴咲コウが華麗に登場!

本作の舞台、パンク・ムーブメント吹き荒れる70年代ロンドンをモチーフに赤と黒のまるで映画から抜け出したようなパンクファッションで登場した柴咲。「映画の中の印象的なシーンでクルエラが赤いドレスを身に纏っているので、私も赤で合わせてきました。」と映画の衣装にも負けない素敵な衣装をアピール。
そして今回クルエラ役として初めて実写映画の吹替を務めた柴咲は「アニメーションの声優はやらせていただいたことがあったのですが、映画として完成されていて役者さん達が120%の力で演じていて、さらに効果音もあったりと、全部出来上がっている中に声を後から入れるというのはすごく難しいし、口もあわせないといけないとかそういう技術的なところの難しさがありましたね。」と、実写映画ならではの難しさを振り返る。そして「自分は120%くらいの気持ちでやっていてそれが声にのってて絶対OKだと思っても後から聞くと、全然足りないという現象が起こるわけですよ。俳優さんは自分の全身を使って表現するので、無言な時も芝居をしているけれど、今回は声にすべてを吹き込まないといけないので、そこは結構苦労したなと思います。」と、俳優として活躍してきたからこそ、一人の少女からヴィランへと変わりゆく過程を声で表現する難しさを感じた吐露。さらに「自分自身が吹き込んだ声を聴いたときに自分を感じたくないと思って、本番を重ねました。」とコメントし、ただならぬ情熱を持って本作へ挑んだことが伺える。

 柴咲が熱い想いで挑んだクルエラは、ディズニー史上最も悪名高きヴィラン。私利私欲のためなら手段を選ばない稀代の悪女、クルエラはヴィランとして恐れられる存在だが、本能のまま突き進むその姿は観客を虜にさせる魅力を持ち、ディズニーヴィランを代表するキャラクターとして長年愛されてきた。柴咲はそんなクルエラの誕生秘話を描く本作に対して「日本版エンドソングもやらせていただいて、その歌詞にも「心の声に従う」というキーワードがあるのですが、「心の声に従う」ということが大切だなと日頃から思っていたので、まさにそういうところは共通する部分だなと思いました。」と、”心の声に従い“まっすぐに突き進むクルエラと自身の共通点を語り、柴咲自身、心の声に従って生きてきたか聞かれると「正直に分析すると、心の声に従って生きてきていると思います。」と力強くコメント。「社会に必要とされるのも大切だけど、自分自身が味方であり応援者で支持者であるので、それでこそ自分が活かされると思うので、これからも正直に生きていたいと思います。」と自分を貫く大切さを語った。そして「今回クルエラのバックグラウンドが描かれているわけですけど、葛藤ばかりなんですよ。正直に生きたくても生きられないって私たちも日々感じてると思うんですけど、正直に生きられたら一番いいけど、そうはいかないじゃないという矛盾に対峙したり、そういう社会に向き合わないといけないというときがありますよね。クルエラの葛藤を抱えていてこそ正直に生きる、自分の声に従うというのがすごく説得力もありましたし、私も見習いたいと思いました。」と、日々葛藤や迷いを抱えながら生きる私たちにも”心の声に従って”正直に進む勇気をくれると熱弁。クルエラのキャラクターに関しては「悪役というところでフィーチャーされるけれど、今回はどうしてそうなったのかという理由に共感してくださる人がたくさんいらっしゃるんじゃないかと思います。矛盾にぶちあたった時に、「どう生きるか」と押し殺しちゃう人もいるかもしれないんですけど、そこは折れない、自分を生きていくんだという覚悟が強くて美しいなと思いました」と、ダルメシアンを盗むという非道的な行動をとるクルエラだが、自分の感情に従って自由に生きるクルエラの姿は輝かしく、私たちの心にも強く訴えかけるものがあると強くアピールした。

 さらに今回、柴咲は日本版エンドソングも担当。これまで抑え込んでいた本当の自分を解き放とうとするクルエラの葛藤と、その後に待ち受けるクルエラの切ない運命を描いた「コール・ミー・クルエラ」のレコーディングについて聞かれると「歌詞が本当にグッとくるというか、クルエラとして私を生きていくんだという覚悟や決意がすべてそこに閉じ込められているなと思ったので、私も覚悟をもって臨みました。」と、クルエラの強い気持ちにも負けないくらいの熱い想いを持って挑んだとコメント。最後に、「クルエラ」のテーマとは何か聞かれると「本当に私、このタイミングでこの映画と出会えて良かったなと思いました。仕事として声を吹き込むということはもちろん、完成した作品をみたときにすごい勇気をもらえたんです。人からどう見られるかって気にしがちだと思うんですけど、それよりも自分自身どう生きるか、というところに勇気をもらえたしパワーを感じたので、こういう時代だからこそ、いまだからこそ皆さんにみていただきたいなと思いました。」とその魅力を熱弁。
ディズニー史上最も悪名高きヴィランでありながらも、私たちと同じようにクルエラにも少女時代があったことが明かされる本作では、少女エステラが夢を追いかけ、中々思い通りにはいかない人生の苦難を経験する中、あることがきっかけでヴィランへと変貌する物語が描かれる。自分を限界まで押し出そうとする強さの反面、時には人間と同じように脆い面を持つ、クルエラ。私たちと何ら変わらない一面を持つからこそ観客の心を虜にし、中々自分自身を強く押し出せない時代に一歩前に進む勇気をくれる、特別な魅力を持つのだ。最後に「本当にファッションも素晴らしくてなにより音楽がかっこよくて、たくさん名曲が散りばめられているので、ぜひ映画館で楽しんでほしいなと思いますが、こういった状況があるので…今回はディズニープラスの方でも公開されるので、そちらでも楽しんでいただけたらなと思います。でもやっぱり映画館で見てほしいです。字幕と吹替で2度と言わず、3度、4度と楽しんでいただけたら嬉しいです。私自身がこのタイミングでパッションを感じられるパワフルな映画と出会えてすごく勇気をもらえたので、エンタメの力ってあるなとすごく実感しました。ぜひたくさんの人に見ていただけたらと思います。」と、作品をアピール。少女エステラからヴィラン・クルエラへと変貌する壮大なストーリーをはじめ、アカデミー 賞 ®受賞歴を持つコスチューム・デザイナーのジェニー・ビーヴァンが手掛けた圧巻の衣装や、観客の心を刺激し、物語をヒートアップさせる70年代の珠玉のパンクロックなど、いままでのディズニー作品とは一線を画す特別な作品『クルエラ』はいよいよ今週公開。ぜひご期待ください。

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『クルエラ』
5/27(木)映画館 & 5/28(金)ディズニープラス プレミア アクセス公開
※プレミア アクセスは追加支払いが必要です。
© 2021 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

最終更新日
2021-05-25 19:00:00
提供
映画の時間編集部

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