検疫検査を通過できず空港に置き去りにされたシェパードのパルマ。いつの日か飼い主が迎えに来ることを信じて、今日もパルマは滑走路の傍らでじっと待ち続ける...。
1977 年のソ連。2 年もの間、実際にモスクワのヴヌーコヴォ国際空港で飼い主を待ち続け、今も多くの人に語り継がれる感動の実話“パルマの物語”が待望の映画化。忠犬ハチ公との心温まる絆をからめたこの感動ドラマが、全世界に先がけロシアで公開を迎え大ヒットを記録。また日本版のオリジナル・ポスター・ビジュアルも決定。
ロシアでは 3 月 18 日(木)より、ハリウッド大作並みの 1,676館で超拡大公開され、翌 19 日には 5 万 5,867 人で単日動員数のトップを記録。3 月 21 日(日)に発表された週末 4 日間の累計では39 万 9,509 人を動員。学生、ファミリーを中心に幅広い客層に支持され、観賞後のアンケートでも「家族が見られる、感動的な優しい映画」「ソビエト時代の描写がリアルで素晴らしい」と高い評価を集め、ディズニー作品「ラーヤと龍の王国」(37 万 6,332 人)や「トムとジェリー」(10 万 4,961 人)などの強豪をおさえて、ボックスオフィスの首位を獲得しました。これは日露合作映画としては歴代トップの快挙となります。これを皮切りに日本では 5 月28 日(金)より、さらにはヨーロッパ全土での上映を予定しております。
また、ポスター・ビジュアルは、オリジナルオーディションで 200 人の中から選ばれた奇跡の子役、レオニド・バーソフくんと、天才的な演技を披露するパルマ役のジャーマン・シェパード、リリア(メス 11 歳)が、夕暮れの空港の滑走路にたたずむ姿をメインにすえ、共演の渡辺裕之とロシアの名優アレクサンドル・ドモガロフ、「T-34 レジェンド・オブ・ウォー」のヴィクトル・ドブロヌラヴォフら脇を固める俳優たちの画像で構成されています。
今回決定したビジュアルについて、監督は「日本の忠犬ハチと、ロシアの忠犬パルマ、両国で映画が公開できることは大変うれしく、犬たちが日露の友好をつなぐ映画になっています。このポスターも人と犬が友情でつながる姿が表現されていて、大変気に入っています」とコメント。主役のパルマに関しては「役を演じたリリアはまさに『女優』。大勢のスタッフや飛行機のエンジン音も怖がらず、どんなに遠くからでもカメラに向かって懸命に走り、待つべきときには静かに座り、どんな天気の日もわたしたちの要望に応え、完璧な演技してくれました」と感心していました。
ロシアと秋田が生んだ奇跡の感動作、是非ご期待ください。
5 月 28 日(金)より全国ロードショー
©2021 パルマと秋田犬製作委員会