昨年のサンダンス映画祭でプレミア上映され話題となった『Palm Springs(原題)』が、邦題『パーム・スプリングス』に決定し、4月 9 日(金)より新宿ピカデリーほか全国公開。
世界中がコロナ禍で孤立を強いられた 2020 年、一本の風変わりなラブコメディがアメリカで圧倒的な支持を得た。昨年1月のサンダンス映画祭でプレミア上映され、そのユーモアと独創性で、観客の笑顔とハートを鷲掴みし、ほとんどの映画館が新型コロナで営業ができない中、ドライブインシアターで限定公開され、映画に飢えていた観客たちを沸かせたのだ。アメリカの映画評論サイト「ロッテントマト」でも、批評家支持率 94%という圧倒的評価をキープし続けている超注目作である。年末から今年にかけて続々と発表された海外の映画賞でも多数の受賞やノミネートを果たしており、現在までに 10 受賞 34 ノミネートを記録。先日発表されたゴールデングローブ賞でも、作品賞・主演男優賞(全てミュージカル・コメディ部門)にノミネートされた。
この度、無限タイムループを繰り返す主人公ナイルズの宿敵・ロイ役を演じる J・K・シモンズの画像が解禁。
舞台は砂漠のリゾート地、パーム・スプリングス。妹の結婚式で幸せムードに馴染めずにいたサラは、一見お調子者だが全てを見通したようなナイルズに興味を抱く。いい雰囲気になるふたりだが、謎の老人が突如ナイルズを襲撃!負傷したナイルズは近くの奇妙な洞窟へ逃げ込んでいく。ナイルズの制止を聞かずサラも洞窟に入ってしまい、一度眠りに落ちると結婚式の日の朝にリセットされる“タイムループ”に閉じ込められてしまった!しかもナイルズはすでにループにハマっていて、数え切れないほど同じ日を繰り返しているという。2 人で過ごす無限の今日は最高に楽しいものに思えたが、明日がこない日々は本当に大切なものを気づかせていく。果たしてふたりは、永遠に続く時間の迷宮から抜け出し、未来を掴むことができるのか!?
今回解禁されたのは、ナイルズの宿敵(?)である J・K・シモンズ扮する謎の老人ロイ。アカデミー賞俳優である JK と言えば、泣く子も黙る貫禄の持ち主で、アカデミー賞 3 部門で受賞した『セッション』で見せた鬼教師役を演じた際は、「快感というか、自分が溜めているものを出せるようなカタルシス的な部分が無意識にあるのかもしれない」と語っていたが、今回も不定期にナイルズをたびたび襲いに来るというとんでもない役柄にカタルシスを感じていたのかも・・・?解禁された画像では、ロイのドアップの画像で、よく見ると彼の眼には炎が映し出されており、そこにはもしやナイルズが?というもの。もう 1 枚は、ボーガンで超至近距離で狙いを定めているもの。死なないとはいえ、この距離感で狙うに至った経緯はどうなっているのでしょうか・・・。そしてなにより、何度も襲いに来るということはロイもタイムループしている!?という 3 人目のタイムルーパー登場!というこれまでに見たことのない展開!果たして彼らは永遠に続く“今日”から抜け出すことができるのか!!続きは劇場で!
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