『ベイビーティース』藍にいな書き下ろしイラスト&中野量太・川内倫子コメント

『ベイビーティース』藍にいな書き下ろしイラスト&中野量太・川内倫子コメント

クロックワークス配給作品『ベイビーティース』が、2月19日(金)より新宿武蔵野館、渋谷ホワイトシネクイントほか全国公開。昨年大ヒットしたYOASOBI『夜に駆ける』のMVも手掛けた、漫画家/アニメーション作家の藍にいなが本作のために書き下ろしたイラストが到着。「悲しみの詰まった物語ですが明日を生きる勇気が沸く、美しく素晴らしい映画でした」と、イラストと共に感想を寄せている。
また、監督を務めたシャノン・マーフィは本作を手がけるにあたり、中野量太監督による『湯を沸かすほどの熱い愛』の暗いテーマを扱いながらコメディタッチな作風や、写真家の川内倫子の美しいライティングにインスパイアされたと公言している。この度、本作に影響を与えた2人の日本人アーティスト、中野量太監督と川内倫子からのコメントも到着。

◆中野量太(映画監督)
キュートで、切なくて、カラフルな人生をみた。人は、誰かと、心と体を重ね合わせるために、生きているのかもしれない、だって、恋をしたミラは、誰よりも色鮮やかに輝いて生きていたから。

◆川内倫子(写真家)
異なる撮影法で撮られた映像は、主人公の目線と両親の目線が追体験できる。時に親目線でうなずきながら、時に10代の頃を思い出しながら主人公に感情移入したり。振り子のようにどちらの立場も行き来しながら見た。画面からは限られた時間を生きる彼女の切実さと、初恋のエッセンスが混ざり合って独特の色彩に溢れている。時折差し込まれる音楽が重層的に混ざり合い、さらなる切なさに溢れる。

© 2019 Whitefalk Films Pty Ltd, Spectrum Films, Create NSW and Screen Australia

最終更新日
2021-02-10 12:00:00
提供
映画の時間編集部

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