どんな家族でも、やっぱり恋しい!おかしくもほろ苦くあたたかいフランス流ドタバタ家族映画特集

どんな家族でも、やっぱり恋しい!おかしくもほろ苦くあたたかいフランス流ドタバタ家族映画特集

多様な人種や宗教が混在し、個人が尊重されるフランス社会では、家族の一人ひとりが個性豊かで一見するとみんなバラバラに見える。しかし、それぞれの抱える問題や秘密、違いを乗り越えた先にこそ本物の家族の絆が見えてくるはず。そんな観終わった後に、思わず家族が恋しくなってしまうフランス流ドタバタ家族映画のおすすめ 3 作品をご紹介!

◆映画『最高の花婿』
敬虔なカトリック教徒で保守的なヴェルヌイユ夫妻の 4 人の娘たちは、それぞれアラブ人、ユダヤ人、中国人と結婚。これから結婚する末娘には、せめてカトリック教徒と結婚してほしいと願っていた夫婦の元に連れてこられた末娘のボーイフレンドは、カトリック教徒だが予想外のコートジボワール人だった...。国際結婚による異文化バトルをユーモアたっぷりに描き、フランスで 5 人に1人が観たという大ヒットを記録したコメディドラマ。人種も宗教も乗り越えた超えた家族の強い絆を感じることができる家族映画。

◆映画『ボン・ボヤージュ~家族旅行は大暴走~』
整形外科医の父トム、妊娠中の母ジュリア、9歳の娘リゾンと、7歳の息子ノエのコックス一家は、祖父と一緒に“未来のシステム”を搭載した自慢の新車で夏のバカンスへと出発する。しかし、高速道路を走行中に新車のブレーキが故障、制御不能の非常事態に陥る。警察や消防、救急隊など周囲を巻き込みながら、時速160kmで暴走する車内では一家がパニックに陥り、極限状態の中、次々と家族の驚愕の秘密が明かされていく―。ちょっとおバカなコックス一家がトラブルを巻き起こすハートフルコメディ。

◆映画『ハッピー・バースデー 家族のいる時間
70 歳になったアンドレア(カトリーヌ・ドヌーヴ)は、夫と孫と一緒にフランス南西部の邸宅で優雅に暮らしている。そこへ母の誕生日を祝うため、しっかり者の長男ヴァンサン家族と、映画監督志望の次男ロマンが恋人を連れてやってくる。家族が揃い楽しい宴が始まったそのとき、3年前に姿を消した長女クレールが帰ってくる。アンドレアは娘をあたたかく迎え入れるが、他の家族は突然のことに戸惑いを隠せない。案の定、情緒不安定なクレールは家族が抱える秘密や問題をさらけ出し、大きな火種をつくりだし、混乱の一夜が幕を開ける――。フランスを代表する名優たちが奏でる見事なアンサンブルが、おかしくも愛しい家族の一日を豪華に彩る家族ドラマ。
(2021年1月8日(金)公開)

©Les Films du Worso

最終更新日
2020-12-30 15:00:00
提供
映画の時間編集部

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