2003年~2011年まで『ビッグコミックスピリッツ』で連載された累計発行部数400万部を誇る人気漫画「ホムンクルス」が、2021年に実写映像化することが決定。
原作は、「殺し屋1」「新・のぞき屋」などの代表作のほか、2014年より連載がスタートし、明日9月11日に完結8集の単行本が発売されるヒーロー漫画「HIKARI-MAN」の山本英夫による作品。記憶も社会的地位もなくした主人公の男が、頭蓋骨に穴を開ける実験「トレパネーション」を受け、その後、男の左目に人間の心の歪みが異形となり見えるようになってしまうという衝撃的なストーリー。
原作者自身、連載にあたり西新宿でのホームレス生活や睡眠療法について学ぶなど綿密な取材を経て書かれた本作は、編集部も認める永遠の問題作とも言われ、人間の欲望や心の深部にまで踏み込み、人間の本質に迫る描写とストーリーに、連載当時よりカルト的人気を誇っている作品です。完結より約10年たっても稀有な作品として、記憶に残る癖のある作品「ホムンクルス」が2021年に実写映像となり蘇ります。さらに、現在、9月18日(金)まで、漫画アプリ『マンガワン』にて「ホムンクルス」の<全巻イッキ読み>が実施中。
【原作者山本英夫 コメント】
『ホムンクルス』の実写映像化、とても嬉しいです!ロボット、砂の化け物、水の器、、、造形は無機質ですが、それは潜在意識の集合体であり、人間より人間臭さが詰まった化け物たちです。実写でどう描かれるのか、とっても楽しみです!
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原作/山本英夫「ホムンクルス」(小学館 ビッグスピリッツコミックス刊)
(C)山本英夫/小学館