大沢たかおはお父さんのような安心感!慰労会を開いて現場の空気を救済『AI崩壊』初日舞台挨拶

大沢たかおはお父さんのような安心感!慰労会を開いて現場の空気を救済『AI崩壊』初日舞台挨拶1
大沢たかおはお父さんのような安心感!慰労会を開いて現場の空気を救済『AI崩壊』初日舞台挨拶2

AIが人間の生活に欠かせない存在となった10年後の日本を舞台に、入江悠がオリジナル脚本で描くサスペンス超大作『AI崩壊』。
この度、映画の公開初日を記念し、初日舞台挨拶が行われ、主演でAIの開発者で逃亡者となる桐生浩介役の[大沢たかお]、桐生の義理弟でAIを管理する会社の代表を務める西村悟役の[賀来賢人]、桐生を追い詰める天才捜査官・桜庭誠役の[岩田剛典]、独特の捜査で桐生を追う刑事コンビ、奥瀬久美役の[広瀬アリス]、入江悠監督が登壇しました。

高速道路の渋滞の中を逃亡するシーンについて、監督は「日本全国探し、名古屋の駅前に作りたての道路があるということで3日間くらい使わせていただき、地元の方に車を並べてもらって撮影しました。」とあまり日本ですることの珍しい一般道での撮影を語り、大沢さんの走るシーンに関しては、岩田さんが「僕と賀来くんは本当に”AI崩壊インドア部”だったので(笑)僕にとっては走るどころかあの辺歩いてすらいない役柄だったんですけど、完成したものをみて静と動の迫力に圧倒されました。」と話す一方で、追いかける側だった広瀬さんは「本当に早くて!”ここではギリちゃんと映っといてください”ってところを2テイクくらい実は映れてなくて…その分走らせてしまったことはとても申し訳ないと思いました。」とNGがあったことを懺悔。そんな広瀬さんに対し、大沢さんは「僕のせいみたいなとこあるから(笑)」と笑顔で返答。「(広瀬さんは)バスケやっててとにかく早いので、必死に逃げてたんですよ。みんな手抜かないし、走りすぎてしまったのかもしれない。」とフォロー。
大沢たかおという俳優について、賀来さんは「現場にいらっしゃるだけで安心感があるというか、口でこうしろとかは一切言わないんですよ。ついていきたくなる背中ですね。」と語り、広瀬さんは「クールなイメージだったんですけど、お肉の話を私がしたらすごく返してくださって、とても優しくて、お父さんと言ったら失礼かもしれないですけど…そんな暖かさを感じました(笑)」ととにかく安心感を感じていた様子。
AIのぞみのコントロールルームのシーンについては、「ある倉庫をぶちぬいてものすごい広さのセットを作ってくださって、入り込んでる感覚になれたので芝居をする上で助かりました。」と賀来さん。岩田さんは「桜庭が中心となって開発した操作AIというカッコいいセットをわが物にできるのかとテンションが上がりました!」と嬉しそうに語りました。そんな賀来さんと岩田さんに対し大沢さんは「2人は”インドア部”なので賀来くんは57歩くらい歩いてるけど岩田君は3歩くらいしか歩いていないんですよ(笑)」と”インドア部”弄り。
貨物船での撮影について、監督は「プロデューサーから船は辞めてくれないかと言われたんですが、大沢さんが逃亡者となってからやっぱり電車乗るわけにもいかないし、飛行機乗るわけにもいかないし、船って浪漫があるので、無理してお借りして、朝から翌朝まで撮影してましたね。」と浪漫ある船のシーンにご満悦の様子。そんな監督は撮影中大沢さんに助けられたとのこと。「オリジナル作品なのでスタッフも熱が強く、それが大阪あたりで熱量がぶつかってスタッフ同士がギスギスし始めちゃって…空気が悪くなった時に大沢さんが「一回飲みましょう」って慰労してくれた会があり、それでみんなが再結集して一致団結後半戦にむかえたってことがありました。」と監督が当時のことを語ると、大沢さんは「体重落としきれてなくて減量してたときだったので、(僕が)お茶だからまさか飲まないだろうと思ってたら普通にお酒飲んでましたね(笑)」と暴露。大沢さんは賀来さん、岩田さんとも食事に行ったようで、岩田さんが「また美味しいんですよ、ご飯が!現場にいるときもそうですが、キャストもスタッフも分け隔てなく接してくださり、現場の士気を底上げしてくれる方なので安心感がありました。」と述べると、大沢さんが「岩田君と賀来君が一回話をしたいと、映画に対しての想いとか食事の場で聞いて感動してたんですけど、ちょっと店の予約を間違えてしまって、個室だと思ってたら相席になってしまって(笑)僕遅れて行ったら団体席の隅に2人座ってて(笑)」と申し訳なさそうに懺悔。「それでも2人が集中してどうしたらこの映画が見てもらえるか考えてくれたのが嬉しくて」と岩田さん・賀来さんの映画への熱い想いと大沢さんの意外にドジな一面がのぞけるエピソードも。

最後に、お客様にも撮影タイムを設ける嬉しいサプライズも!監督は「東京でこのメンバーで会うのは今日で最後なので、本当にいい俳優陣・スタッフでいいものが作れたと思います。新しい風を起こせるんじゃないかという気概をもっています。いろんなことを感じていただけると嬉しいです。」
大沢さんが「今日まで僕らこの作品のためにベストを尽くしてきました。あとは皆様がこの映画を見ていただいて感じていただいて何か持ち帰っていただけたら幸せに思います。もしすごく気に入っていただけたらSNSでの書き込みやお友達に勧めていただけると嬉しいです。」とまとめ、イベントを締めくくりました。

『AI崩壊』は2020年1月31日(金) 全国公開。

©2019 映画「AI 崩壊」製作委員会

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最終更新日
2020-01-31 19:30:00
提供
映画の時間編集部

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