アカデミー賞多数受賞の英国アードマン・アニメーションズによる人気クレイアニメーション「ひつじのショーン」の長編劇場版シリーズ第2弾、『映画 ひつじのショーン UFO フィーバー!』が 12月13日より全国公開となります。本作のスペシャルサポーターに就任したお笑いコンビ・おかずクラブ(ゆい P・オカリナ)と歌舞伎俳優の市川右近君が TVCM ナレーションイベントが行われた。
本作の魅力についてゆい P は「言葉のセリフがほとんどないにも関わらず、クレイアニメとしての表現と方法が巧みで、伝わってくる。感動してホロっとくる場面もあって、大人でも楽しめる」とアードマン・アニメーションズの技巧に惚れ惚れ。『E.T.』『未知との遭遇』などスピルバーグ監督の SF 作品へのオマージュもあり「元の作品を知っていると、そのパロディにクスッとさせられる!」と見どころを挙げた。オカリナも「言葉のセリフがないのに凄く伝わってくる。アニメは声が大事だと思っていたけれど、そんなことはないんだと思い知った」と絶賛。テレビシリーズ版からの大ファンという右近くんは「(本作の)クレイアニメは 1 秒間に 25コマも必要です。だからこの映画を作るのに 4 年もかかっています。僕が今 9 歳なので僕の半分の人生ということ」と知識を交えて理路整然と解説・・・!そんな大人びた姿にオカリナは「私の理想の上司がここにいました。それは右近さん」と感心しきりで場を盛り上げた。好きな場面の話になると右近くんは「ショーンがイタズラするところが好き。可愛いところも好き。スーパーで宇宙人の女の子・ルーラが暴れるところも好きです」と無邪気に紹介。ゆい P も「犬のビッツァーが凄くいい。最初は真面目に見えてイヤな役だけど、どんどん違う一面が見えてくるのがいい。それに牧場主の頓珍漢な行動も面白くて、いい感じのキャラクターだと思った」と楽しそうに本編を振り返った。
イベント終盤には多くの報道陣を前に、TVCM ナレーションの公開アフレコに挑戦!ゆい P は「映画の中のセリフをアフレコするときは役作りが必要だけれど、今回はナレーションなので自分のままでやりやすかった」と手応え十分。オカリナが「右近さんがリードしてくれた。この経験を右近さんと共に次に繋げていきたい」と右近くんに全幅の信頼を寄せると、ゆい Pは「今日はトリオ発表会です」と右近くんのおかずクラブ加入(!?)を報告していた。その右近くんは「スタジオで収録するものだと思っていたので、ここまで人がいる中で収録するとは思わず...緊張しました」と多くの報道陣を前にドキドキ。映画の内容にちなんで“助けてあげたい女の子や友達”について聞かれると「僕の周りの女の子は大体強いので、助ける必要はありません」と可愛らしく笑わせ「最近は舞台に出演しているので友達と遊ぶ時間はないけれど、学校ではふざけたり、友達とボール遊びをしたり、鬼ごっこをしたりしています」と小学生らしい素朴な素顔を見せた。
クラスでは「ワイワイガヤガヤしている」という右近君に、ゆいPが「カンチョーとかする?しないよね?スイマセン、訂正させてください」と暴走すると、自称・右近君の部下・オカリナは「恥ずかしいよ!あんたは右近さんが会ったことのないタイプの大人だよ!」としっかりと叱りつけていた。最後はショーンも駆けつけて、仲良く一同で写真撮影。ショーンに抱きしめられた右近くんはこの日一番の笑顔。降壇の際にはショーンの手を引いて誘導するなど、優しく気遣いのある姿を見せていた。
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