「日本キャラクター大賞2019」グランプリ受賞!7周年を迎えた、すみっこを愛する“すみっコ”たちが劇場アニメーションで動き出す!劇場公開を11月8日(金)に控えた『映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』の公開に先駆け、完成披露試写会を行われ、物語の語り部としてすみっコたちの冒険をやさしく見守ってくれた井ノ原快彦さん、本上まなみさん、まんきゅう監督、そしてすみっコ(とかげ・とんかつ)が登壇しました。
ご自前のすみっコグッズを装備し、準備万端の会場のすみっコファンたち。そこにドアをギリギリ潜り抜け、井ノ原さんに手を引かれて登場したとかげ。そしてとんかつ。よちよちと歩く姿に、最初から会場は和みムード!最初の挨拶ではとかげととんかつに触れ、そのあまりの柔らかさに井ノ原さんが癒される一面も。
監督は「支えてくださった皆様に喜んでいただける作品にしたいなと思いました。原作の絵本からそのまま飛び出してきた、すみっコらしい冒険にしました。」
ナレーション後に本作を観て、井ノ原さんは、「色々な素晴らしいシーンがあるんですけど、”赤ずきんちゃん”のとこと”人魚姫”のとこが良かった。」というと自分が活躍しているシーンにとかげが大喜びでアピール!「すみっコたち以外の素晴らしい子たちもいるしとっても癒されます。皆さん知ってるお話を描いているので誰が見てもわかりやすいストーリーだと思います。」本上さんは「映画が公開されるのを、家族で映画を観に行って予告編で知ったんです。夏休み入ったころだったかな?楽しみだね、って言ってたらまさか私に声がかかるとは!びっくりして、本当に嬉しかったです。一家揃ってすみっコ好きなんですね。心を込めて丁寧に演じる、に尽きました。完成した作品を観たときに、すみっコの世界観になってるかなってドキドキが強かったんですが、もう感動の涙!」井ノ原さん「自分たちでナレーションをやってることを忘れちゃうほどのめり込みましたね」と映画が感動の出来になったと自慢げでした。
製作するにあたって、監督は「すみっコたちが絵本の世界でバラバラになっちゃって、それぞれが個性的でかわいいんですけど、集まるともっと大きな力になるというか、これってアイドルみたいだなと思っていたら、丁度井ノ原さんがこの仕事を受けてくださるという話を聞いてご縁を感じました。小さい子たちがジュニアっぽいというか」というと、輝いている世界にいるのに隅っこが好きという井ノ原さんは「そういう風に思っていただけて嬉しいです。V6というグループをやってるんですけど、みんな隅っこが好きというか。センター嫌いなんですかね(笑)みんなどうぞどうぞって感じでここまで来ちゃった感じで。楽屋に入っても、テーブルのところに鏡があるんですけど早い者勝ちで隅っこが埋まっていくんです(笑)」と意外なグループ事情を暴露!
2児の母本上さんが「実は朝から晩まで怒りっぱなしなんです。夜絵本を読むひと時だけが自分にも子供にも優しくなれる時間で、一番自分が清らかな心を持ててる時をそのまま表現しました。」というと、井ノ原さんも「本上さんのナレーションを聞いていると母性に包まれてる感じがするんですよね。この映画見て怒る人いないと思うんですよね。みんな”ふにゃ~”となって帰っていく感じ。」と本上さんの母性溢れるナレーションを絶賛しました。
最後に井ノ原さんは「女性、お子さん、お父さんお母さんもそうですが、男一人でも観てほしい、と思います!ふにゃふにゃになって明日からも頑張ろう、って思ってほしい。」と呼びかけ、イベントは終了しました。
『映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』
11月8日(金)全国ロードショー
(c)2019日本すみっコぐらし協会映画部