「観れば観るほど面白く感じる作品!」『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』の4DXにて上映 舞台挨拶

「観れば観るほど面白く感じる作品!」『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』の4DXにて上映 舞台挨拶

昨今注目を集める最新の上映システム「4DX」(9月13日~26日)、「ULTIRA」(9月27日~11月21日)、「DOLBY CINEMA TM」(2020年初春)にて、既定概念に捉われない様々な形式で、これまでの「機動戦士ガンダム」シリーズ劇場作品を中心に全国の劇場で上映する 『ガンダム映像新体験 TOUR』 。
9月16日(月・祝)のユナイテッド・シネマとしまえんにて、『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』 の「4DX」上映。さらに 出渕裕氏(モビルスーツデザイン)と藤津亮太氏(アニメ評論家)が登壇し、舞台挨拶が行いました。

お客さんと一緒に体験した「4DX 」上映の感想を聞かれ、出渕裕氏「コックピットでガタガタする芝居が多いので、その動きを体感できるのは非常に良い。」藤津亮太氏「戦闘シーンを“ここはうるさいところ”、それ以外を“ここは静かなところ”とする、作り手の演出が体で感じられる。」と上映内容を絶賛。一方で「クェスがツバを吐くシーンは、水が出ても面白かったのでは(出渕)」と会場の笑いを誘いながら、より満足度を求めての注文も。
また、『 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア 』 という作品について聞かれ、出渕氏「何度も観ると色々と発見があって面白い。噛めば噛むほど味が出るスルメのような作品。」藤津氏「ラマをぶった切る富野監督の編集は、テンポが良くて気持ちいい。」と発言。出渕氏は友人でもある庵野秀明氏(アニメーター)とのやり取りも明かしながら本作を賞賛した。
さらには制作当時の制作当時の富野由悠季氏(監督)とのやり取りとして「クェスが生身で宇宙空間に飛び出すシーン」についての秘話を公開。絵コンテを見た出渕氏は富野監督に「これはおかしい」と意見したところ「 NASAでも数秒間なら大丈夫って言われてるんだよ!お前は何も分かっていない!」と返されたが、後で出渕氏の作業スペースに来た富野監督が「出渕君。さっきのあれ、そんなに気になる?」と聞くので「気になりますね」と返したら、「いじわる」といって帰っていった姿を見て、「可愛かった、ちょっとキュンとした」と富野監督のなかなか見ることのない姿を明かし、会場からも笑いが起きるなか、舞台挨拶は幕を閉じた。

尚、来週9月22日(日)に開催される 『機動戦士ガンダム NT』の舞台挨拶にて、リタ・ベルナル役の松浦愛弓が、追加で登壇することが決定!

©創通・サンライズ

「観れば観るほど面白く感じる作品!」『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』の4DXにて上映 舞台挨拶3
松浦愛弓
最終更新日
2019-09-18 12:00:00
提供
映画の時間編集部

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