女性指揮者のパイオニア、アントニア・ブリコの半生を描いた映画『レディ・マエストロ』が9月20日(金)よりBunkamuraル・シネマほか全国公開。
自分の信念や志を実現するために、世間を巻き込み戦った実在する女性の人生を描いた、実話をもとにした作品が続けて公開される。女性指揮者のパイオニア、アントニア・ブリコは「女性は指揮者になれない」という偏見と戦い、ジャーナリストのメリー・コルヴィンは世界の紛争地帯へと世間の関心を向けさせるために戦った。困難な状況でも決して諦めることのなかった、そんな“戦う女性”の映画2作品をご紹介。
◆映画『レディ・マエストロ』(9/20公開)
1926年、ニューヨーク。『女性は指揮者になれない」と言われた時代に、オランダからの移民アントニアは誰にも負けない音楽への情熱で指揮者になる夢を諦めない。出生の秘
密、恋人の裏切り、女性指揮者への激しいバッシングなど、彼女を襲う様々な困難を乗り越えていく。女性指揮者のパイオニア、アントニア・ブリコの半生を数々の名曲と共に奏で、勇気と感動と驚きに満ちた実話。
◆映画『プライベート・ウォー』(9/13公開)
実在の女性記者メリー・コルヴィンの半生を、「ゴーン・ガール」のロザムンド・パイク主演で映画化。イギリスのサンデー・タイムズ紙の戦争特派員として活躍していたアメリカ人ジャーナリストのメリー・コルヴィンは、2001年のスリランカ内線の取材中に銃撃戦に巻き込まれ左目を失明する。黒い眼帯を付け、PTSD(心的外傷後ストレス障害)に苦しみながらも、紛争地域の現状を全世界に伝えるため、2012年、砲弾の音が鳴り響くシリアからライブ中継をスタートさせる―。
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