人気少女まんが「午前0時、キスしに来てよ」が実写映画化。
劇中で登場する大人気ダンス・ヴォーカルグループである「Funny bone」。事前に映画公式サイトにて募集した「Funny boneファンクラブ」の中から選ばれた100名の前で、この度メンバーを演じるキャスト4名がイベントにて発表された。
今回のイベントでは総勢12,251人の会員を抱えるFunny boneのファンクラブから登壇者への質問を募集、「本作への出演はどのようにして決まったのか?」といった質問が寄せられた。鈴木以外の3名はオーディションによって出演が決まったそうで、オーディションでは演技のほか、ダンス・ヴォーカルグループということでかなり難易度の高いダンスを踊ったエピソードなどが明かされた。「原作ではかなり個性的なメンバーのFunny boneですが、映画ではどんな感じですか?」という質問には、鈴木演じる中条充希が原作とは違ったビジュアルで登場してきていることに対し、野田が「初日にメイクさんにあやみと同じ位置にほくろをつけてもらったら思ったよりいい感じで…自分で言うのもなんですけどセクシーだなって」と自ら演じたあやみと同じ場所にほくろをつけて撮影に臨んだエピソードを明かし、漫画を意識しつつも映画のオリジナリティも出しているメンバーのビジュアルに注目してほしいと語った。
会場限定で片寄含むFunny boneメンバーが実際にレコーディングをした楽曲「Kiss me」が披露されると、4人で急遽ダンスも披露するサービス精神を発揮し、会場のファンを喜ばせた。片寄と5人で約800人のエキストラの前で撮影したライブシーンについて触れられると「800人の前で踊るなんて人生で初めてだったので緊張しかなかったですよ」と内藤が当時を振り返る。当日は片寄の一挙一動にエキストラが沸いていて驚いたという4人だが「カメラが回るとみなさん役名で呼んでくださって、充希―!とかあやみー!とか、すごく助けられながら楽しい撮影でした」と鈴木も続けた。ダンス経験があった宇佐以外はダンス初経験だったが、撮影前の1ヶ月に猛特訓を積んだという。鈴木も「ご迷惑もおかけしたけど、ここまでいけるんだなというくらいみんな格好良く踊れて、自分で言うのもなんですが大満足です!」とライブシーンに自信をのぞかせた。
そしてここで、登壇者にサプライズで片寄からのビデオメッセージが上映された。「4人は経験のないところから、あそこまでのダンスパフォーマンスグループに成長したので、その姿にも期待していてください。映画の中でもFunny boneのメンバーとの関わり方や絆がキーポイントになってくると思うので、楓のことももちろんだけど、4人の中の推しメンバーを見つけて帰ってください!」と片寄からのメッセージに4人とも驚きつつ、「片寄くんありがとう!」と喜びを表した。片寄との共演については「シンプルに王子様だと思ったけど、仲良くなるにつれて、ぼけたり笑わせてくれたり関西人の血を感じました」と内藤が語ると、野田は3年前から片寄の所属するGENERATIONS from EXILE TRIBEの楽曲を目覚ましに使っていたことを明かし、「目覚ましで起こしてもらって、その日撮影で片寄くんに会えるなんて幸せでしょ?」と衝撃のエピソードを披露し、会場を笑わせた。メンバー最年少の宇佐は「(片寄は)お兄ちゃんみたいな感じで、それこそライブシーンは自分の見せ方をわかっていらっしゃるのが本当にすごかったです」と語った。メンバーの中で一番片寄との共演シーンが多かった鈴木は「すごく多忙だったと思うんですけど、そういうことを感じさせない丁寧さやお芝居への誠実さを感じて、彼のために頑張りたいと思わせてくれる主演俳優でした」と片寄の印象を述べた。
会場の観客に、登壇したFunny boneメンバーも着用していたオリジナルTシャツをじゃんけん大会でプレゼントするなど終始会場は盛り上がりを見せた。最後に、鈴木からFunny boneの公式Instagramが明日午前0時に開設されることが発表され、「Funny boneのオフショットも随時更新されますので、それをチェックしていただきつつ、来たる公開日に向かってこれからも応援してくださったら嬉しいです」と締め、イベントは幕を閉じました。
(C)2019映画『午前0時、キスしに来てよ』製作委員会