現地時間5月14日に開幕した、第72回カンヌ映画祭のコンペティション部門に正式出品されている、クエンティン・タランティーノの 9 作目の長編監督作、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』(8月30日(金)日本公開)。タランティーノは1994年に『パルプ・フィクション』でパルム・ドールを受賞し2004年には同映画祭の審査員長を務めているが、コンペ部門出品は『イングロリアス・バスターズ』(2009)以来10年ぶりで三度目となる。25年ぶりに再びパルム・ドール受賞なるか大いに注目されている。本作はタランティーノからハリウッドへのラブレターと言われているが、今回のコンペへの出品はタランティーノからカンヌへのトリビュートといえる。
そして現地時間5月21日に、ここカンヌの地がワールドプレミアとなる本作の公式上映で映画本編がついに初お披露目。公式上映前のカーペットイベントではタランティーノ監督を始め、超豪華キャスト陣が集結!レオナルド・ディカプリオ、ブラッド・ピット、マーゴット・ロビーらハリウッドの超スーパースターとタランティーノ監督が歩く圧巻のレッドカーペットとなり、世界各国から集まった報道陣からフラッシュの嵐が起こりました!
公式上映では、タランティーノらレッドカーペットから到着したキャストたちを歓迎する観客たちから上映が始まる前から鳴りやまない拍手が盛大に贈られた。上映終了後には約6分間にもおよぶスタンディングオベーションとなり、レオとブラピの眼には涙が光り、タランティーノが観客席で感謝の言葉を述べるという異例の事態となりました。
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド
公開日: 8月30日(金) 全国ロードショー
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント