『女王陛下のお気に入り』の核でもある撮影方法について、キャストやスタッフが語る特別映像解禁

『女王陛下のお気に入り』の核でもある撮影方法について、キャストやスタッフが語る特別映像解禁1
『女王陛下のお気に入り』の核でもある撮影方法について、キャストやスタッフが語る特別映像解禁2

本年度アカデミー賞最多10ノミネート中の『女王陛下のお気に入り』(20世紀フォックス映画配給)が2月15日(金)に公開、満席続出の大ヒットスタート。

第91回アカデミー賞ノミネートにおいては、【作品賞/監督賞(ヨルゴス・ランティモス)/主演女優賞(オリヴィア・コールマン)/助演女優賞(レイチェル・ワイズ、エマ・ストーン)脚本賞(デボラ・デイヴィス、トニー・マクナマラ)/編集賞(ヨルゴス・モヴロブサリディス)/衣裳デザイン賞(サンディ・パウエル)/美術賞(フィオナ・クロムビー)/撮影賞(ロビー・ライアン)】の見事最多10ノミネート中!日本時間2月25日(月) に控えたアカデミー賞でも最多受賞が期待されている。

この度解禁された特別映像では、異様且つ、斬新で美しいと言われている撮影方法について、キャストやスタッフが赤裸々に語っている。
アン女王役のオリヴィア・コールマンは「どのショットも切り口が斬新で美しい。」と絶賛。アビゲイル役のエマ・ストーンは「広い画角の中に小さな人間がいて、世界が歪んでいるような異様な雰囲気なの。」と語り、また、撮影監督のロビー・ライアンは、撮影方法について「監督のこだわりで広角レンズで窮屈さを演出した。絵画のようで逃げ場がない感覚になり、この不条理さが物語の核になる。非常にやりがいのある撮影だった。」と語ると、監督は「超広角レンズの映像が、いびつな世界観を引き立てる。広い空間に数人しかいなければ、どんなに金持ちでも囚人のように見える。」と、本作の核でもある撮影について話した。

<映像コメント>
○オリヴィア・コールマン(アン女王役)
「ロビーはすごい撮影監督よ。どのショットも切り口が斬新で美しい。」

○レイチェル・ワイズ(レディ・サラ役)
「独特な完成で撮られた映像は、誰にも真似できない。」

○ロビー・ライアン(撮影監督)
「まったく歴史劇的ではない。アンバランスで独特な世界だ。写真館のような部屋で、天井まで続く大きな窓から、光が優しく降り注ぐ。天然の照明だ。監督のこだわりで広角レンズで窮屈さを演出した。絵画のようで逃げ場がない感覚になり、この不条理さが物語の核になる。広角レンズの異様さが、意識して見ているうちに、ごく普通に見えてくる。表現の一部になっていて、とても効果的だ。これほど特徴的な映像の作品も珍しい。非常にやりがいのある撮影だった。」

○ジョー・アルウィン(マシャム役)
「ロビーの撮影は特別な体験だ。」

○エマ・ストーン(アビゲイル役)
「広い画角の中に小さな人間がいて、世界が歪んでいるような異様な雰囲気なの。」

○ヨルゴス・ランティモス(監督)
「超広角レンズの映像が、いびつな世界観を引き立てる。広い空間に数人しかいなければ、どんなに金持ちでも囚人のように見える。」

○ジェームズ・スミス(ゴドルフィン役)
「普通はカメラを固定して、数テイク撮ると監督と撮影監督が顔を見合わせ、“急がないと光が…”と言い出す。ヨルゴスとロビーは納得がいくまで決してやめない。逆にいつ終わるのかと、急かされる側だ。ロビーいわく、“画家の筆は悠長なものだ”」

2018年/アイルランド・アメリカ・イギリス映画 
配給:20世紀フォックス映画
(C)2018 Twentieth Century Fox

大ヒット上映中!

『女王陛下のお気に入り』の核でもある撮影方法について、キャストやスタッフが語る特別映像解禁3
最終更新日
2019-02-22 11:00:00
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