映画という枠におさまらない壮大なスケールで描かれる、美しすぎる映像世界-この冬、究極のプレミアム・ファンタジーが開幕!
いよいよ今月末に日本公開を迎える、映画『くるみ割り人形と秘密の王国』。本作にピアノ・ソリストとして参加している世界的大人気ピアニストのラン・ランさんと、日本語吹替版で“お菓子の国”の統治者シュガー・プラムの吹替えを担当する声優の坂本真綾さんをゲストに、公開記念ミュージックイベントを実施。
北京五輪の開会式やグラミー賞授賞式で演奏するなど、世界の大舞台での活躍するラン・ランさんが映画館のロビーで生演奏を披露するという、本作ならではの特別で貴重な機会に集まった幸運な観客が見守る中、イベントがスタート。まず、坂本真綾さんが日本語吹替版で演じたシュガー・プラムをイメージしたパールピンク色のドレスを身に纏い登場。自身が演じた役について坂本さんは「オーディションで初めて彼女の声を聞いた時、トーンが高く、いつものキーラさんと声が違うなと驚きました。彼女は「金平糖の精の踊り」の曲をモチーフに役作りしたそうで、できるだけ彼女の声と違和感が無いように近づけて演じるように頑張りました。」とアフレコ当時を振り返った。また、本作の大切なポイントである音楽については「聴けば必ず知っている楽曲だと思うので、“あの曲をこのようにアレンジするんだ!”という新しい発見してもらうことができると思いますし、初めての方でも楽曲を聞けばどんどん「くるみ割り人形」の世界に引き込まれていくと思います。」と太鼓判を押した。
坂本さんも絶賛した本作の“音楽”に、ピアノ・ソリストとして参加したピアニストのラン・ランがついに登場。会場の熱い視線を集めながらこの日のためにラン・ラン自身がアレンジした、「くるみ割り人形」スペシャルメドレーを生演奏!一瞬たりとも見逃すまいと観客は演奏に釘付け。世界最高峰の演奏とアレンジによって聴き馴染みのある名曲が新しさをも感じられる、この日限りのスペシャルなパフォーマンスで、映画館を「くるみ割り人形」の音楽の世界に変えた。演奏が終わるや否や会場の観客からは熱気を帯びた拍手喝采が起こり、コンサートホールのような雰囲気に包まれた。
間近で聴いていた坂本さんも「今回ピアノのソロ演奏ということでより一層、繊細なところまで聞くことができて、想像力を掻き立てられましたね。東京のど真ん中とは思えない、ファンタジーの入口がすぐそこにあるような気持ちにさせてくれる、魔法のような音楽ですね。ドキドキして聴いていました。」と興奮気味に語り、感動を隠し切れない様子。普段ホールなどで行われるコンサートでは見られない至近距離での親近感ある演奏に、集まったファン達たちもすっかりその世界に引き込まれていた。ラン・ランは「映画で演奏した楽曲を披露したかったのですが、今日はこの日だけのオリジナルバージョンにしました、楽しんで頂けましたでしょうか?このような場で披露することはなかなか無いので、ユニークな経験をさせて頂きました。」と今日のために用意したパフォーマンスを振り返り、本作の楽曲について「チャイコフスキー版の持つ叙情的な大きなメロディラインに対して、本作の音楽を手掛けたジェームズ・ニュートン・ハワードの“くるみ割り人形”はチャイコフスキー版にはない繊細さや色彩感もあり、物語をパーフェクトにたどっていくような楽曲です。全く違う2つのアプローチの楽曲を映画が橋渡しとなって映像としてまとめられているのが素晴らしいですね。」絶賛した。
最後にラン・ランは「クラシック音楽とはだれでも楽しめるこの作品を通して皆さんにすごく感じて頂けると思います。ホリデイシーズンに皆でそろって、温かく、ハッピーで、冒険心に満ちた子供心をくすぐるような映画をぜひ観て頂きたいです。」とアピールし、坂本は「見どころは沢山あるんですが、最後に受け取るメッセージが年代を選ばず響くかと思います。また、キーラ・ナイトレイはとてもチャレンジングな役どころで彼女のキャリアにおいても大事な役だったんじゃないかなと思っています。字幕版も観て頂き、ぜひ日本語吹替え版の方も観て頂けたら嬉しいです。」とこれから映画を観るファンにメッセージを送った。
豪華で美しい世界と華やかな衣装、そしてチャイコフスキーの不朽の名曲に彩られた、ディズニーならではとも言える“究極のプレミアム・ファンタジー”が、この冬、見るもの全てを美しき王国へいざなう!
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