アンソニー・ホプキンスとコリン・ファレルが競演する『ブレイン・ゲーム』、が新宿武蔵野館ほか全国順次公開中。
『羊たちの沈黙』のハンニバル・レクター博士でお馴染みの名優アンソニー・ホプキンスが本作で演じるのは、並外れた予知能力の持ち主であるジョン・クランシー博士。FBI からある不可解な連続殺人事件の捜査協力を求められた博士が、容疑者に自身以上の能力があることに気付き、事件は思わぬ方向に動きはじめます。
本作で容疑者チャールズ・アンブローズを演じるのは、マーティン・マクドナー監督の『セブン・サイコパス』、ヨルゴス・ランティモス監督『ロブスター』などで再注目されるコリン・ファレル。本作は、実力派の 2大スターが、頭脳戦を繰り広げるサイコスリラーです。
この度、コリン・ファレルが共演のアンソニー・ホプキンスについて語るコメントが到着しました。コリン・ファレルは本作をオファーされた際の感想として「アンソニー・ホプキンスの名前を聞いて、彼と共演するのは実にクールだと思ったね。それから脚本を読んだら、実にすばらしい出来だった。きわめてユニークで目新しく、さらに僕のシーンは全部アンソニー・ホプキンスと一緒だった。ものすごくエキサイティングだったね。何度強調しても足りないね――本当にエキサイティングだったんだ。」と語り、アンソニー・ホプキンスとの共演が刺激的なものだったことを明かしている。
さらに、本作で製作総指揮も務めたアンソニー・ホプキンスとは、撮影現場以外でも頻繁にアイデアを出し合っていたと言う。コリン・ファースは「ある日、僕が急に思いついたことがあって、夜中の 3 時に彼にメールを送って、そのまま寝ようとしたんだけど、頭を枕へ沈めた所ですぐに「ピン!」と音がして、見ると彼から返事が来たんだよ。彼は、常に引き金に指がかかっているような、いつでもシーンやキャラクターについて話す準備が出来ている状態だったんだ。」と、驚きのエピソードを明かしている。いつでもアイデアを出し合えるほど、お互を信頼しあっていた二人。さらにコリン・ファースは「彼はいつだって真剣に、明るく、シーンやキャラクターについての会話に乗ってくれる。すべてを大真面目に受け取りつつ、きわめて軽やかなんだ。真面目さをバッジみたいに身に着けるようなことはしない。すさまじい役者であり、ゴージャスな装いの男であり、彼との共演は最高だったよ。アンソニー・ホプキンスは生まれながらの役者だなんだ。」と、アンソニー・ホプキンスを大絶賛。二人の実力派俳優がアイデアを出しあった演技合戦が「ブレイン・ゲーム」の見どころと言えそうだ。
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