『グロリアの青春』でパウリーナ・ガルシアにベルリン国際映画祭主演女優賞をもたらしたチリの俊英セバスティアン・レリオ監督作 『ナチュラルウーマン』が、2月24日(土)よりシネスイッチ銀座、新宿シネマカリテ、YEBISU GARDEN CINEMAほかにて全国ロードショー。この度、新たな場面写真が解禁!
物語の舞台はチリ・サンティアゴ。ウェイトレスをしながらナイトクラブで歌っているトランスジェンダーのマリーナは、歳の離れた恋人、オルランドと暮らしていた。マリーナの誕生日を祝った晩、自宅のベッドでオルランドの意識が薄れ亡くなったことで、彼女は思いもかけないトラブルに巻き込まれていく。
オルランドの家族たちや刑事から差別や偏見、嫌がらせを受けても、屈辱に耐え、すっと背筋を伸ばして凛々しく立ち上がるマリーナは、あらゆる女性たちの理想像ともいえるだろう。新場面カットには、そんな気丈で美しいマリーナの姿だけでなく、挑戦的な眼差しでこちらを見下ろす表情、ゴージャスな舞台衣装を身に着け群衆と踊る姿など、まさしく“Fantastic Woman”と呼び名に相応しい多種多様なシーンが散りばめられている。
二人で暮らした家、愛犬、思い出の品々に至るすべてを奪われながらも、愛する人にきちんとさよならを伝えるための健気な闘いに挑む彼女を待ち受けるものとは―――。
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映画『ナチュラルウーマン』2月24日(土)より全国ロードショー
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