劇場公開応援クラウドファンディングがSTART!!映画制作経験ゼロの俳優二人が作った映画『足りない二人』海外映画祭出品&番組開始

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  映画制作経験ゼロの俳優二人が150万円の超低予算で完成させた2時間の長編劇映画「足りない二人」。朝日新聞社のクラウドファンディングサービス「A-port」内で展開中の「映画『足りない二人』劇場公開応援プロジェクト』では、 本作の劇場公開資金の一部となる100万円の調達を目標としている。支援金額は1,000円~30万円まで用意されており、支援金額に応じて、映画鑑賞券、脚本、劇場公開初日を祝う会への招待、監督付上映権などが用意されている。募集期間は2017年10月20日(金)~ 2018年2月16日(金)まで。
プロジェクトページ: https://a-port.asahi.com/projects/tarinaifutari/

 撮影資金は150万円。超低予算で選んだロケ地は撮影困難な真冬の北海道。しかも監督は制作経験ゼロの俳優二人。当然、撮影時のスタッフは極少人数のため、衣装やメイク、 進行管理等ほとんどの作業を監督が兼任。撮影許可や出演交渉など、本来は専任の制作スタッフが行う作業も撮影と同時進行だったため、撮影本番も携帯電話の電源はONのまま行った。そんな本作は、主演二人の実体験や境遇などを脚本に反映させ、さらに劇中でも主人公の小山内と楓子が自分たちを主人公にした物語を作るという、三重構造が特徴的な力強い作品に仕上がっている。また、極少規模だからこそ実現できた繊細なシーン、二人の元に集った北海道の地元出演者や強力な地元ボランティアスタッフの熱量が、映画には息づいている。「弱さを強みに変えれば、不可能も可能にできる」。映画制作の過程で監督二人が実感したこのメッセージを、“現状を変える方法がわからない”と悩む人にこそ、届けたいと願っている。

 2017年10月にはメインロケ地である北海道・積丹、小樽での完成披露試写会を行うなど、精力的に展開している本作。まずはメインロケ地である北海道、監督二人の活動拠点である東京の劇場での映画公開を実現するため、本プロジェクトを立ち上げた。また、目標金額の100万円を上回った場合は、大阪、名古屋、福岡などの都市での追加上映、公開館拡大も視野に入れている。

 クラウドファンディングプロジェクトを盛り上げるべく、毎週水曜日配信の番組「映画『足りない二人』ホントに公開できるのか!?」を開始。番組では、監督の佐藤秋と山口遥が、映画制作に至った経緯など、撮影時のエピソードなども含め、本作が完成するまでの経緯をテーマに展開していく予定。
実施期間:2017年11月8日(水)~2018年2月14日(水)頃予定。
視聴方法:映画「足りない二人」公式サイトにて配信 https://tarinaifutari.com/
 また、世界三大映画祭をはじめとする海外映画祭への出品も決定。すでに字幕制作に取り組むなど、出品に向けての準備を進めている。海外映画祭出品への経緯等については、今後上記番組内で取り上げる予定。

最終更新日
2017-11-14 11:00:00
提供
映画の時間編集部

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