ラブストーリーに夢を見られなくなった大人の女性たちに「究極の愛とは何か」と突きつけ、読者を虜にした沼田まほかるの 20 万部を超える人気ミステリー小説、「彼女がその名を知らない鳥たち」(幻冬舎文庫・刊)の映画化が決定!
主演は蒼井優、阿部サダヲと白石監督とは初タッグとなる2人。
撮影は昨年10月8日から約1ケ月間、原作の舞台である大阪を中心とした関西ですべて行われました。
メガホンを取るのは、『凶悪』『日本で一番悪い奴ら』の白石和彌。
ノンフィクションを原作に骨太な社会派エンターテイメントを作り出してきた彼が、初めて本格的な大人のラブストーリーに挑みます。
「登場人物がみんな最低すぎて誰にも共感できないし、不快。なのにページをめくる手を止められない!」
クレーマーで自分勝手。陣冶の稼ぎで働きもせずぼんやりとだらだら過ごしているにも関わらず、彼を嫌悪しなじり、他の男と関係をもつ女・十和子。不潔でちんけで下品で卑屈で下劣。
「十和子が幸せならそれでいい」と言いながら、毎日何度も電話をし、実は彼女を尾行していたりと、十和子に異様な執着を見せる陣治。
――共感度ゼロな最低な女と男を蒼井、阿部がどのように演じているのか、期待が高まります。
原作:『彼女がその名を知らない鳥たち』沼田まほかる著(幻冬舎文庫・刊)
主演:蒼井優 阿部サダヲ
監督:白石和彌
制作:C&I
配給:クロックワークス
(C)2017映画「彼女がその名を知らない鳥たち」製作委員会