東京映画記者会(報知新聞社など在京7紙)が主催する「第59回ブルーリボン賞」の受賞者・受賞作品が決定!
【作品賞】『シン・ゴジラ』
【特別賞】『君の名は。』
【監督賞】片渕須直監督(『この世界の片隅に』)
【外国作品賞】『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』
【主演女優賞】大竹しのぶ(『後妻業の女』)
【主演男優賞】松山ケンイチ(『聖の青春』)
【助演女優賞】杉咲花(『湯を沸かすほどの熱い愛』)
【助演男優賞】リリー・フランキー(『SCOOP!』)
【新人賞】岡村いずみ(『ジムノペディに乱れる』)
作品賞を怪獣ものが受賞するのは史上初。昨年の邦画実写の人気NO.1で興収82・5億円を突破。続編待望の声も多い『シン・ゴジラ』。庵野秀明総監督(56)とメガホンを執った樋口真嗣監督(51)は「こういう作品も、(ブルーリボン賞で作品賞を)もらえるんですね」と率直な感想を述べました。
監督賞を受賞したのは、小規模ながら昨年11月から110万人動員し、興収15億円と、今もなおヒット中の映画『この世界の片隅に』の片渕須直監督。作品賞の史上初の怪獣もの受賞同様、ブルーリボン賞の監督賞をアニメーション監督が受賞するのは初めてのこと。「この世界の片隅に」は宮崎駿作品にも携わってきた片渕須直監督の入魂の一本。自身の功労より「(ヒロインを演じた)のんちゃんのナイーブさがリアリティーを生んだ」と語り、「アニメの世界を一般の人にまで届けられたのがうれしい」とコメントしました。
授賞式は2月8日、東京・内幸町のイイノホールで行われます。
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