別れの予行練習のような、東京小旅行――娘を知る、父を知るための 可笑しくせつない、世界初、ご町内ロードムービー映画『スプリング、ハズ、カム』の公開が2017年2月18日(土)に決定!公式サイトも本日より OPEN。
東京の大学に通うため、広島から上京して一人暮らしをすることになった璃子は、二月のある日、シングルファーザーの肇と二人で部屋探しに歩く。そこで出会う人々とのふれあいが二人の心にかけがえのない記憶を焼き付けていく。娘にとっては、ぶっきらぼうだが人情味あふれる父の愛を知り、亡き母が愛した一人の男性として父を見直す旅でもあり、父にとっては、少女から大人の女性へと成長する娘への「さようなら」を覚悟する旅であった...。
空を見上げながら幸せそうに微笑む肇(柳家喬太郎)と璃子(石井杏奈)。その二人を取り囲むように叔母・真希子(朴ロ美)、大家・田所(柳川慶子)、不動産屋・酒巻(角田晃広)が二人の旅の行方を温かく見守る姿が印象的なポスタービジュアルが完成。併せて今回解禁された場面写真では、肇と璃子がたこ焼き屋の店前でたこ焼きをつつく仲睦ましい様子や向き合いながらテーブルに座って、ある一点を見つめてうっとりしているシーンや引っ越し先の家の壁に軽くもたれかかり、新しい生活へ思いを馳せながらもどこかせつない表情を浮かべる璃子など表情は様々だ。
男手ひとつで育てた娘と複雑な気持ちで東京の街を巡る父親の肇役を演じるのは、これが映画初主演となる柳家喬太郎、鮮やかな語り口で江戸の町人から現代のギャルまで自在に演じ分ける落語界の鬼才。娘の璃子には、E-girls のメンバーで、女優としても確かな演技力を見せる石井杏奈。喬太郎との広島弁の絶妙な掛け合いで好演している。東京でふれあう人々には、カリスマ的人気声優の朴ロ美、実力派コントグループ「東京03」の角田晃広、「アルコ&ピース」の平子祐希、最近注目度急上昇中の石橋けい、ラサール石井、さらに、二時間ドラマの女王ともいえる山村紅葉が本人役として登場。監督は、初長編「あかぼし」が自主製作にも関わらず第25回東京国際映画祭・日本映画ある視点部門に出品され、「映画芸術」では 13 年度邦画全作品中 25 位に選出された、注目の新鋭・吉野竜平。インディーズから火がつきメジャーデビューを果たした、東京カランコロンが歌う「ひなげし」の郷愁を誘うメロディが作品世界を彩っている。
映画『スプリング、ハズ、カム』は2017年2月18日(土)に公開となります。ご期待ください。
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(C)『スプリング、ハズ、カム』製作委員会
配給:エレファントハウス