八犬伝(2024) 感想・レビュー 5件
はっけんでん
総合評価4.2点、「八犬伝(2024)」を見た方の感想・レビュー情報です。投稿はこちらから受け付けております。
P.N.「ビール党」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2024-11-18
正直、予想外に良かった、面白かったです。おそらく自分の懸念は作中「八犬伝」のビジュアルではなかったかと。誤解をおそれずに言うと「八犬伝」て良く出来た、出来すぎた、馬鹿馬鹿しい、でも面白い、漫画の様な作品だと思います。この作品も(このままの)「八犬伝」だけで全部なら、ひょっとして観れたものじゃなかったかもしれません。それがこういう形だと(山田原作がそうなんですね)、馬琴の中にはこんなにも壮大な物語があるんだ、と具現化されたそれにただただワクワクしてしまいました。そういえば鳥山明は「八犬伝は8つだから7つにした」と言ってました。自分もこの作品(原作)をもっと知りたいと思います。良いきっかけとなりました。
P.N.「さっと見ぃ、発見伝!?」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2024-11-07
予告では、いまいち魅力が伝わらないので、迷ったが、かなり力が入っている様子に、遅れて鑑賞。
角川とジャパン・アクションクラブの「里見八犬伝」を期待したら違います。
この作品は、滝沢馬琴のヒューマンドラマに、八犬伝が、リンクする展開。
見どころは、役所さん演じる滝沢馬琴。
実に虚が入り込む展開。
そこを押さえてない方は、多分、「里見八犬伝」と違うじゃないか?
!?になるでしょう?
滝沢馬琴のヒューマンドラマを「八犬伝」を通し描いた作品だと理解出来ると作品のクオリティに感動します。
「八犬伝」に力を入れた予告に、がっかりの方々も、滝沢馬琴を知ろうと言うスタンスで鑑賞すると、演出やストリート、展開に感動を再発見するだろ?
P.N.「浜のカモメ」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2024-11-03
※このクチコミはネタバレを含みます。 [クリックで本文表示]
私が初めて読んだ長編小説が滝沢馬琴原作の南総里見八犬伝でした。今から54年前の小学6年生で貸本屋から借りてきた本で
漫画ではありませんでした。
NHKの人形劇は再放送で見ていた様な気がします。今回の映画は今までの八犬伝ものとして一番の内容だと思います。普段は洋画しか見ない私が久し振りに観て感動した邦画です、映画好きには是非観てもらいたいです。