P.N.「子供のように、夢を描いて、」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★☆
- 投稿日
- 2024-04-10
作品は、G線上のアリアの様な感じ、パーツは、丁寧ですし、悪くはないのですが、リズミカルさや、躍動感は少なく、単線上を流れて行く感じです。
G線上のアリアの関連から、シャルル・グノーによる、アヴェ・マリア的作品と言う感じ。
ラップが浮くような作品、
パーツは良かったが、演出や構成など、工夫や、捻りが欲しいところ。
ヤジッドの少年時代の子役が、良かった。
正に、そこです。
私たちは忘れがちですが、少年少女が、あれほど豊かに演技できるのか、それは、夢を描く力を忘れていないから。
少年少女の心を忘れず、夢を描く事ができれば、夢を多く実現できる。
私たちは、夢を描く事を人生の中で忘れてしまう。
最後の氷像は、アヴェ・マリア的と言えるでしょう?
ヤジットの想い、母への想い、それは、夢を描く心。
私たちは、記憶に生き、夢を描く心を失っています。